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コスプレを続けてよかった!ハロウィンの午後


「機動歩兵にしては小さいわね」
たとえネタ切れでも続けるといいことがある。
コスプレをやり続けてよかった!と僕は心から思った。

土曜日にこども会のハロウィンがあった。
8年続いている地元こども会のハロウィンだ。
娘たちはもうこども会をやめたけど、パパは毎年まねいてくださる。

一緒にパレードをして、パレード終わりにマジックショーをするのが毎年の流れだ。
正直、パレード用のコスプレもマジックショーも何年もやっているとネタ切れになる。
和田パパのコスプレはこの3年、全く同じスターウォーズの機動歩兵だ。

今年は午前に仕事があって、パレードに参加するのが時間的に難しかった。
パレードから帰ってきた子どもたちにマジックだけ見てもらうために会場に遅れて着いた。
今年はコスプレ断念。

子どもたちがパレードに出発してから私服で会場に着いた僕に、ある保護者が教えてくれた。
「Kくんがすごく残念がってました。
 和田パパと同じスターウォーズの服で歩きたいって言ってたんですよ」

なんと、Kくんは僕と同じスターウォーズの機動歩兵のコスプレをしてきていたそうなのだ。
和田パパと一緒に歩きたいと。
なんてこったい!僕は時計を見た。

子どもたちがパレードから帰ってくるにはまだ間がある。
僕は家にとって返して、機動歩兵の装甲服を身にまとい会場にとんぼ返りした。
ほんの少しだけど、子どもたちとパレードをすることができた。

そしてマジックも。
高学年の子たちは正直、和田パパのマジックには飽きている。
でも今年から参加した低学年や幼児の子達はすごく楽しんでくれた。

「まじっくぜんぶおもしろかった」
自分がマンネリだからといって、手を抜いてはいけない。
ハロウィンで初心に帰った。

2019.10.19 ハロウィン1

ps.
冒頭のセリフはスターウォーズのレイア姫が、帝国兵士に変装した主人公ルークとの初対面で放ったセリフ。
ルークの身長は機動歩兵の平均より10センチ低いのです。
そのルークよりもさらに10センチ低い僕だけど、子どもと並ぶと大きく見える。

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