給食のカレー中止に脊髄反射したのは間違いだった件

神戸市で教員間の傷害事件が起きた小学校。給食のカレーを中止するというニュースのタイトルを見て驚いた。
そして脊髄反射してしまった。「意味がわからない」とFBに投稿した。
文字通り意味がわからないという意味ではない。同意できないという意味での意味がわからないだ。

でもその後、いろいろと続報を見て反射で投稿したことを反省した。事情は込み入ってる。
ＮＰＯの代表をやっていたり、ＰＴＡ会長をしていた自分にはある程度想像がつく。
現場では様々な反応に対して様々な対応をしていて、カレー中止はたくさんの対応のうちの一つに過ぎない。

子どもの模倣いじめを防止したり、ＰＴＳＤを軽減するという理由もある。未来永劫カレーを給食から追放するわけでもない。
このニュースタイトルだけでは、外野からあれこれと意見をするだけの材料もない。
なのにどうして僕は反射してしまったのだろうか。

一部のカレー屋さんやアルピニストの野口健さんなどの有名人が「カレーは悪くない」との投稿をされている。
誰もカレーに罪は着せていないし、そもそもカレーは人間じゃない。
でも気持ちはわかる。僕も反射してしまったから。

今この瞬間に反応するんじゃなくて、ちょっと長い目で見守りたい。
炎上を煽るのではなくて、炎上を収める方向の投稿をしたくて書きました。
FB上で「まあまあ」と諌めてくださった友人に感謝。