ものほし

父親のための講演会ではない〜パパの子育て3つのコツ〜

父親のための講演会ではない。ひとりの父親がみんなに向けてしゃべる講演会だ。

父親として子育てを始めて16年、父親の子育てを応援する活動を初めて10年。
世の中の一部は変わった。だけど大部分は変わってない。
いまだに世間一般は子育ての主体は母親だと、思い込んでいる。

この思い込みは無意識だ。
たしかに父親の子育てをポジティブに捉える場面は増えた。
保育園の送迎も5人に1人は父親になった。

だけど、児童虐待のニュース。
母親が加害者だったらひたすらにそのママのことを掘り返す。父親は登場しない。
父親が加害者だったらママはどうしていたのかと言う情報が必ずついてくる。

子育て相談のチラシに写っているのは困っている母親の姿だけ。父親は子育てに困ることはないかのようだ。
無意識だからこんな切り取り方になる。
この空気の中で、先に変わった父親はとまどっているし、変わりたくても変われない父親はすごくたくさんいる。

だから、父親のための講演会ではない。ひとりの父親が皆んなに向けてしゃべる講演をする。

もちろん、直接父親に役立つ話もする。たとえばパパの子育て3つのメリット。
これで子育てに取り組む父親に自信をつけてもらいたいと言う思いもある。
でもこれを父親だけが知っていても意味がない。

母親にも父親に子育てを任せる理由を知ってほしい。
父親の上司に「男が仕事よりも家庭を優先するなんて」と言わなくなってほしい。
父親の両親に「息子が家事育児をさせられて可哀想」なんて思わなくなってほしい。

子育ての主体に対する社会全体の価値観を変える。
そのために子育てに主体的に関わってきたひとりの父親の立場から、社会のすべての人に伝えたい。
その相手が子育てに関わっていようまいが関係ない。

子育ての主体は母親か?
子どもは2つの性の間からしか生まれないぞ。
カップルなら、夫婦なら、2人は同時に親になるのだ。

父親のための子育て講演会ではない。ひとりの父親がみんなに向けてしゃべる子育て講演会。

『パパの子育て3つのコツ~みんなで子育て楽しもう!~』
9/29(日)10:30−12:30 
住吉区民センター 申し込み不要、定員250人

南海高野線 沢ノ町駅 徒歩5分(東へ約300m)
JR阪和線 我孫子町駅 徒歩10分(北西へ約650m)
市バス 住吉区役所 区民センター 下車すぐ

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