見出し画像

初対面でも盛り上がるアイスブレイク「バースデーチェーン」【誕生日】

書くンジャーズ2月4週目のお題は【誕生日】。

バースデーチェーンという遊びがあります。
研修などのアイスブレイクに使う、ちょっとしたゲーム。
ゲームの目的は単純です。参加者ができるだけ早く誕生日順に輪になること。

たとえば講師台を1月1日として、そこを中心に右回りで誕生日順に並びます。
難易度と参加者同士の交流を図るために、輪になる時の条件をつけます。
それは「声を出さない」ということ。

ゼスチャーだけで誕生日順に並ぶのです。
このゲームには勝ち負けはありません。だから正確にはゲームとも言えないかもしれない。
そこで参加者のモチベーションを上げるために小さなウソをついています。

「このゲーム、平均すると人数×3秒で輪が完成するそうです。
ここには30人いらしゃるので、90秒で輪が完成したら平均的。
人数×2秒の60秒でできたら世界記録並みです」

そう伝えてからこのアイスブレイクをヨーイドンすると、すごく盛り上がります。
身振り手振りで数字を示しながらどんどん輪が埋まっていく。
そして、ほとんどの場合は人数×3秒よりは早く輪ができてしまいます。

多くの場合は人数×2秒の世界レベルの記録になります。(世界レベルはウソですけど)
でも輪が完成したからといって、そこで安心してはいけません。
どきときの答え合わせが待っています。

この答え合わせが実は目的。一人ずつ誕生日と名前(ニックネーム可)ともう1ネタで自己紹介をしてもらいます。
もう1ネタは講師が指定します。たとえば「最近食べた美味しかったもの」と決めたら全員がそれで自己紹介をします。
できるだけポジティブなネタのほうが場が楽しくなります。

それでチェーン一周、誕生日順に並べていたら全員で拍手喝采!正解の上に世界レベルとは!!(笑)
このゲームのいいところは、あくまでも誕生「日」であること。誕生「年」は聞きません。
自己紹介のもう1ネタもできるだけ個人をえぐらないような軽くて楽しいネタを選びます。

難易度を変えることもできるのがこのバースデーチェーン。
子どもが多い場でしたら声で言ってもOKにします。
大人だけの場で難易度をあげるなら声もゼスチャーもダメとしたりもします。空気だけを読んで輪になれるか?

誰でも知っているはずの自分の誕生日。
研修やイベントに来るような参加者でしたらほぼ大丈夫ですが、忘れてはいけないことがあります。
世の中には自分の正確な誕生日を知らない生い立ちの方もいらっしゃるということを。

スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪