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オビ=ワン論 下

ある日、パドメの家にオビ=ワンがやってきます。
パドメはアナキンと同棲しているんですけれど、オビ=ワンはそれを知りません。
というか、知らないふりをしています。
オビ=ワンは仕事に悩むアナキンを心配して、彼と親しい(っていう程度ってことになってる)パドメにアナキンの様子を聞きに来たのです。


帰宅したアナキンはオビ=ワンの気配を感じ取って、パドメに尋ねます。
「ええ、来たわよ。あなたを心配してたわ♪」

オビ=ワンにもパドメにも、下心は全くありません。

が、それを聞いたアナキンは心中穏やかなわけないじゃないですか!ジェダイの中でいちばん「普通の男」なんですから、アナキンは。

師匠が彼女に会いに来た。僕が心配ならなぜ直接僕に話を聞かない?なぜ彼女に?しかも彼女はそのことを喜んでいるようだ。師匠は人格者で独身でおまけにイケメンだ…うじゃうじゃうじゃ

ってなってしまうのは全く不自然なことじゃあありません。


そして決定的な瞬間が訪れてしまいます。

アナキンの悪い噂を聞いて、彼の出張先の惑星にひとりでやってきたパドメ。再会できたパドメとアナキンは想いを伝えあいます。


ところが、なんということでしょう。2人っきりの大切な時間に「どや!」という感じで仁王立ちで割り込んできたのはパドメに同行を拒否されたはずのオビ=ワン。
オビ=ワンはパドメに惑星への同行を拒否されていました。
でも2人が心配なあまり、パドメの宇宙船に密航して強引についてきてしまっていたのです。

さすが人格者…じゃないしおまけに「どや!」ちゃうわ!!

タイミングが悪すぎます。

ちょっと前にパドメとオビ=ワンの関係に嫉妬して、2人の関係を疑っているアナキンの前に、同じ宇宙船に乗って姿を現した事実。2人の大切な時間に割り込んできた現実。


それはパドメがどれだけ否定してもアナキンに受け入れられるものではありません。

その結果アナキンは「ウソをつくな!」とパドメに怒鳴りつけて、首を締めます。

そのときのショックはパドメが命を落とすきっかけになります。


書いててツライ。。。


オビ=ワンの鈍感さがアナキンをダークサイドの底へと突き落としました。

でもね、オビ=ワンの鈍感さはこれでもジェダイマスターの中ではいちばんマシなんです。

アナキンがどんだけダメボスに囲まれてどんだけ辛い思いをしてたか…


それはコチラに書いてます。




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