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父親は外にもいる〜令和のパパ座談会を受けて〜

乳幼児期のパパたちの座談会は成立しやすいし公開しやすい。子育てのワンテーマだけでもどんどん話がすすむ。
だけれども子どもが10歳を超えて思春期以上になると、子育てがテーマの座談会は成立しにくくなる。
乳幼児期の子どもに親は日々のお世話をしたり遊び相手になってやることができる。

だけれども思春医以上の子どもは、ほとんど親の世話は必要なくなるし、親以外と遊ぶことがほとんどになる。
それら以上に座談会が成立しにくくなる理由がある。
乳幼児期の子どもは「今うちの子こんな遊びが好きなんです」と子ども自身のことを親が代弁してもあまり気にならない。(もちろんデジタルタトゥなどは配慮しないといけないけれど)

でも思春期以上の子のことは、他には言いにくい。
話をするにしてもあたりさわりのないことになる。
公開座談会なら尚更だ。言いにくい理由は3つある。

一つ目は思春期以上の子どもは個性が確立していて乳幼児期のように共通の話題になりにくいから。
二つ目は問題を抱えていることがあり安易に外に言えないから。
三つ目はパパとの関わりが乳幼児期よりも減っていることが多いから。

乳幼児期は家でのパパと子どもとの関わりの話だけでパパ同士もりあがることができる。
でも思春期以降になったら家のパパだけじゃない、社会の様々な人との関わりの度合いが増えてくる。
父親は家にだけいるんじゃない。外にもさまざまな父親がいる。

いずれ家での父親の役割が薄くなる。
それでも乳幼児期に家で子どもと関わることは、思春期以降に社会と関わることが増え、外の父親と出会うための土台作りでもある。
土台作り期間の父子の関係をいっぱい話し合いました。

『令和のパパ座談会』第一弾、第二弾公開中です。


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