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パパの『ロールモデル』はもういらない

大山崎町で『令和のパパ座談会』をしました。
話している中で感じた、パパを取り巻く環境の変化の一つを書きます。

イクメンブームの初期、10年前のパパたちの課題。
それはパパの子育てのロールモデル(手本になる人)がいないということでした。
子育てに積極的に関わっているパパは圧倒的に少数派で、その存在も世間にほとんど取り上げられていなかったから。

それに比べて令和のパパたちにはちょっと先輩のパパたちがたくさんいます。
世間にもパパの子育てに関する情報はたくさんあります。
だからといってその先輩や情報がロールモデルとして役に立つとは限らない。

なぜなら、パパの子育てとひとくくりにしたところで、その状況や個性は多様だからです。
イクメンブーム、女性活躍推進、働き方改革などを経て、パパの子育てのロールモデルは世間でたくさんとりあげられるようになりました。
しかし、メジャーな場所でとりあげられるロールモデルのほとんどは『都会のホワイトカラー』向け。

みんながみんな育休をとって、仕事時間を短縮して、パートナーと家事をシェアして…
なんてわけにはいかない。
メジャーなロールモデルを取り入れられる父親は実は極めて限られているのかもしれない。

ネット上には様々なパパの子育ての情報がありますが、それは逆に数が多すぎて玉石混合。
その中から自分のロールモデルを見つけるのは極めて困難です。
だけれども、特定のロールモデルや玉石混合をある程度取り入れて、それぞれ個人としての父親の在り方を作っていくしかないんだなぁ。

それでも、それぞれ『普通の』『一般の』の個人的なパパのやり方をシェアすることには価値がある。
『普通の』なんて言葉はあんまり使いたくないんですけれども、メジャーなロールモデルへのカウンターとして使ってみました。
パパの手本としての『ロールモデル』はもういらない。だけれども個人的な体験のシェアは役に立つ。

大山崎町「令和のパパ座談会パート1」はコチラから。
もうすぐ続編もリリースされます!

9/13(月)追記:続編を公開しました。


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