トップ自らが先端を走ること

前回は杓子定規の話や組織のメリットなど、いろんな角度から話をしましたが、今回は自らが先端を走ることについて話していきます。


単刀直入に言います。この回で言いたいこと、それはトップの人が即行動、即対応の精神でいるかどうかということ。そんな自分なりの考えを綴っていこうと思いますので、最後までお付き合いください。



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PDCA


よく何か事業や物事を取り組むときに"PDCA"ということを用いて運用していくことが多く、またそのようなノウハウなどは多く知られています。

P・・・plan

D・・・do

C・・・check

A・・・action

業務を継続的に改善し、より良いものとしていくために考えられた業務効率化の手引き。


自分もいくつか本を読みとても参考にしている部分も多々あります。


こと美容師においても経営面の観点からいくと、このPDCAは非常に重要で、お店を運営するにもまずは事業計画が必要で、どこのエリアに店舗を出店するのか?、取り巻くマーケットや競合他社の実態は?コスト面や人材は?また、店のコンセプトや具体的な数値目標とありとあらゆることを計画していきます。


それが決まると次のステップとしていよいよ運用がスタートしていきます。そして、営業してみてどうなのか?お客様の意見、スタッフの意見、品質やデザインは?沢山の課題や問題が出てきます。


そこで次のステップで、いただいた評価やご意見を見直す、改善が始まります。その改善案を元に再度計画を練り、次なるステップへと進んでいきます。


とまぁこのようにどんな業界や業種においてもこのPDCAのサイクルは必要で、日々がもうすでに大なり小なりこのサイクルで運用されていると言っても過言ではありません。


僕たち美容師はお客様の髪を美しくするとともに、お客様の気分を変え、ある時は変身させ、その方のヘアを通してプレゼンしたり、カットしたり、お伺いしたりしながら完成へと辿っていきます。これはもうまさにPDCAそのものである。


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全10回(始まりと終わりを含めると12回)読み切りです。皆様の何かのお役に立てれば幸いです。

美容師として今まで経験してきたマネージメントやスタッフとの関わりなどを自分なりにまとめてみました。ヘアサロンを運営していく上での気になるこ…

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