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ウェビナー 「緑のダムとしての森林〜南ドイツとスイスの森のマネージメント」

2021年 7月22日(木) 18:30-20:30

https://green-dam.peatix.com

レクチャー 80分  質疑応答 30分  参加費:1500円/人

毎年、梅雨があり、台風にも襲われる日本にとって、とても重要なテーマです。
気候変動の影響で、欧州においても100年に1度という規模の大洪水が、ここ20年あまりで頻繁に起こっており、緑のダムとしての森林の役割が重要視され、そのための森づくりの研究と実践が、山岳地域を中心に盛んに行われていています。
国は違えど物理の原則は同じです。降水量が多い南ドイツやスイスの山岳地域での生態系機能を生かした水害抑制のコンセプトと実践は、森林大国日本においても、将来の対策の指針になりえると思います。うまくやれば、中長期的には経済的でもあるはずです。具体的な事例と研究データをベースにわかりやすく話します。

・土地に合った樹種、保水力を高める樹種、遊水地に適した樹種
・混交森、一斉林、皆伐跡地、牧草地の保水力の違い
・立地条件に合わせた天然更新の手法
・シカの食害と洪水 〜狩猟の大切さ
・豊かな腐葉土の洪水緩和能力
・湿地や池の大切さと、人工的な溜め池施工の手法
・土砂崩れ、雪崩防止の措置との互換性
・水のマネージメントをした森林基幹道の洪水抑制機能
・保水機能を持つ森林の経済的価値

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