「勝手に俺杯」勝手に応援
かっちーさんが「みん杯」の主催者だと知ったのは随分後の話である。氏のことは俳句を通してしか知らない。それなのに部外者の自分が何かを言うのはおこがましい気がするけれども、感謝の気持ちを込めて語るのを許していただきたい。
重力の精魂果てて軒氷柱
俳句を知らずに参加した沙々杯で、たまたま同じように氷柱の句を詠んでいたのでこの句が目についた。そして衝撃を受けた。
目の前に氷柱が軒を離れ、音を立てて落ちていく様が鮮やかに浮かんだからだ。俳句とはこんなに臨場感あふれる動的なものかと