2023年振り返り！ -POLAR SHORTCUT-
はじめに
みなさん、今年も一年ありがとうございました。株式会社POLAR SHORTCUT（ポーラー・ショートカット）の大久保です。
非公開の投資先も増え、さらに新規投資先の仕込みなどが本業のメイン業務のため、最近何やっているのかよくわからないと言われます…笑
近況の報告も基本的にtwitter（X）でしかやっていないので、今年も改めて振り返りnoteを書くことにしました！興味ある方はぜひチェックください👀
新規投資の状況について
水面下で事業づくりを進めている投資先が多いので、ニュースとしては出していないのですが、2023年は新規で4社投資が決まりまして、1号ファンドの累計の投資先は8社となっています！
新規の投資先4社とも、共同創業型モデルでの立ち上げを行なっており、もう完全にこのやり方でいくぞ！という気持ちです。
公開済みなのは、5月に投資したVTuber事務所の「usabit.」ですね！
現在は30名弱のタレントが所属しており、11月には自社でVTuberライブイベントのVoltageXを開催するなど、タレントマネジメント事業以外にも少しづつ手を伸ばし始めています。
また、来年度からはアジアと北米での海外展開も始める予定で、めちゃくちゃ波に乗っています！自画自賛ですが、今年北海道で一番急成長したスタートアップなんじゃないかなと思っています。
スポーツチームの支援、はじめました。
もう一つ、今年の取り組みで反響が大きかったのが、地元十勝のフットサルチーム「ソルプレーサ十勝」へのスポンサードを始めたことです。
ソルプレーサは数年後のプロリーグ（Fリーグ）参戦を目指しており、今季は圧倒的な強さで北海道リーグ（アマチュアの地域リーグ）を制しました！
スポーツチームがプロに上がるためには、「チーム自体の強さ」と「運営・財務面での強さ」がどちらも必要なのですが、ソルプレーサに足りないのはどちらかというと、財務やビジネスの部分。
その部分なら自分の知見が活きるかも…と思い、財務/ビジネスのアドバイザーとしても関わらせてもらっています。
スポンサーや、何か連携ができそうな企業様は積極的に募集中です！興味ある方はぜひ個別にご連絡ください👍
起業に関する講演（学生向け）
今年は学生向けに、起業をテーマとした講義のご依頼をいただくことが多かったです。具体的にお声がけいただいたのは、札幌日大高校、旭川高専、北海学園大学です。
面白かったのが、事前アンケートの段階では「起業は自分に関係がない・遠い世界の話」だと感じていた学生が、授業後のアンケートでは「将来の選択肢として起業もありだと感じた」というように、明らかな態度変容が起こった学生が多かったことです。
起業というものが若年層に正しく理解されていないこと、正しく理解されると魅力的な選択肢であることがよくわかりました。伸び代です！
起業という選択肢は、中高生のうちに知っておいた方が、将来のキャリア選択の幅が広がるのは間違いありません。
教育機関での講義は、謝礼金などはあまりこだわらず、できるだけプロボノ的に受けるようにしておりますので、もし興味がある関係者の方がおりましたら、気軽にご相談ください！
スタートアップを広める活動
今年もう一つ好評だったのが、「スタートアップ関係者とお仕事することになったけど、何をどこから理解すればいいの？」「起業には興味あるけどスタートアップって、なんだか難しそう」というライト層の方に向けたコンテンツ提供です。
スタートアップ基本の「き」と題して、
・そもそも「スタートアップ」とは？
・スタートアップが増えると何が良いの？
という素朴な疑問をイベントで解消していきました。最終的にnoteの記事としてまとめていますので、まだ読んでいない方はぜひ！
地域へのアクセス・関わり
また、今年は北海道内のたくさんの地域へ足を運びました！
帯広では、アグリフードサミットの翌日、LANDでスタートアップイベントを開催！当日も大勢の方に参加いただいたほか、後日希望者には、事業の壁打ち会をやらせていただきました。
このような、道内地方都市でのスタートアップイベントや事業の壁打ち会は2024年も増やしていきたいなと思っています。
もし我が町でぜひ！という方がいれば、お声がけください🙌
あと、特に行って良かったな〜と思うのは道東の標津町ですね！
エゾウィンの大野さんにアテンドいただき、1泊2日で標津町巡りをしてきました。農業・水産業・林業に関わる方にお会いして、色々なお話を伺い、さながら社会人の修学旅行という感じでした。
年初に登別でえぞ財団の合宿をやったりもしましたが、泊まりの旅行（？）って楽しいですよね。
今年の北海道×スタートアップの環境
昨年に引き続き、今年も「札幌・北海道スタートアップ地図」を作成しました！
毎年続けることで、昨年からの数字の推移も見ていけるようになり、エコシステムの変化を掴むことができるレポートに進化した気がします。
札幌・北海道のスタートアップ事情の概要を知りたい！という方は、まずこのnoteを読んでみてください！
また、今年の12月には、スパークルの福留さんにお声がけいただき、仙台のイベントに登壇してきました。
東北地方で投資をしているスパークルに加え、新潟ベンチャーキャピタル、瀬戸内startupsの皆さんとの意見交換をして、改めて「札幌・北海道のスタートアップ・エコシステムの特徴」が自分の中で認識できました。
普段地方にいると「東京や福岡と比較して、まだまだ発展途上」という雑な括りをしてしまいがちですが、やはり地方ごとにも特色があり、札幌・北海道の強み・良いところはあります。
このあたりは、年明けに改めてnoteでまとめて言語化していきたいな〜と思ってます！
さいごに
この振り返り記事のボリューム的には少なめでしたが、今年は「共同創業型モデルでの新規投資」にしっかり取り組み、内々では「こういう形が成功事例になりそう」というところまで見えてきて、地方の独立系VCはこうあるべきじゃないか、という自分なりの姿を描けた一年だったように感じています。
1号ファンドでの投資も終わりが見えてきており、2025年以降の次の5年間をどう過ごしていくのか、来年はターニングポイントの年になりそうです。
というような状況ですので、当社ファンドからの投資や、共同創業型での事業立ち上げに興味がある方は、ぜひ早めにお話させてください！
Mail：info@polarshortcut.jp
Twitter：@OkbNori
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