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小学生の頃に体験した125km徒歩の旅(6泊7日)

こんばんは、吉田です。

今日は出張帰りで、東京から大阪に新幹線で戻ってきました。

東京と大阪間は距離にして約500km。
新幹線で約2時間半ですが、もし徒歩で移動した場合、1日25km歩いたとしても、20日かかります。

車や新幹線がなかった時代は、
この距離を歩いていたと思うと本当に凄いですね。

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新幹線の窓から外を眺めながら、小学生の時に、大分から熊本までの約125kmを1週間(6泊7日)かけて歩いた体験を思い出しました。

NPO法人 自然を愛する会 JOC(Junior Outdoor Club)が主催する『参勤交代九州横断徒歩の旅』という企画に参加したのです。

参考:NPO法人 自然を愛する会 JOC 
https://sankin.jimdofree.com/

参勤交代 九州横断 徒歩の旅とは?

「参勤交代(さんきんこうたい)」という言葉は、歴史の教科書で一度は耳にした方も多いのではないでしょうか。

江戸時代に確立した制度で、大名が領国と江戸を1年おきに往復する制度のこと。(簡単にいうと、みんなで江戸まで歩いて行こうね!って制度のこと)

「参勤交代九州横断徒歩の旅」は、大分市野津原〜熊本城までの125kmを 歩いて行こうね!という旅で、参加対象は、小学3年生〜中学3年生です。

※参考までに、今年の募集要項を載せておきます。

~募集要項~
日 程 令和4年8月15日(月)~8月21日(日) 6泊7日
対 象 小学3年生~中学3年生
コース 旧豊後街道沿い(大分県)野津原~熊本城
定 員 96名
参加費 39,600円(消費税込)
※別にNPO法人自然を愛する会JOC年会費が必要です

引用:https://sankin.jimdofree.com/

母の提案にのって、軽い気持ちで申込み

私が参加したのは、小学4年、5年生の2年間だったと思います。
(昔過ぎて、記憶が曖昧ですが 笑)

きっかけは、「お兄ちゃんも、友達の〇〇くんも参加するみたいだから、一緒に行ってきたら?」という母の提案でした。

125km歩くのは、自分にとって未体験ゾーン過ぎて、どれほど大変かも理解していませんでしたが、「兄も友達も参加するなら自分も行こうかな」という軽い気持ちで参加しました。

小さな1歩も、やりつづけたら125kmになる。

大分の野津原市という所にバスで行き、125km先にある熊本城を目指して、毎日20km程度歩きます。

親元を離れて旅する1週間。

初日からいきなり「お母さ〜ん!」と泣き出す子供もいますが、もちろん親は迎えにきてくれません(笑)

大学生のリーダーが引率してくれますが、身の回りのことは全て自分でやります。今から25年以上前の話なので、記憶が曖昧ですが、残っている印象を箇条書きにします。

・初日、慣れない環境と緊張で下痢。
・体育館や公民館で寝袋生活。
・お風呂は1週間に1回だけ。
・洗濯物はゴミ袋に入れてゴールまで持ち帰り。
・キャンプ用の食器で毎日ご飯。(洗い方が不十分だと匂う 笑)
・トマト農家からのトマトの差し入れが美味しかった。

移動中の大半は、辛かった思い出ですが(笑)
「小さな1歩も、やりつづけたら125kmになる」という、今となってはとても価値ある時間だったと思います。

さいごに

小学生でも毎日20km歩けます。
1週間かけて125km完歩できる力があります。

仕事の上でも、毎日小さな1歩をやり続けることで、大きな成果を成し遂げられるのではないかなと思いました。

                              吉田隆紀

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