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短歌 鳥になれたら(令和版百人一首)

現在、noteクリエイターの三羽烏さんが『令和版百人一首』という企画を開催中です。


noteの街で短歌を投稿して百人一首を創り上げようという面白い企画で、以前からお誘いをいただいていました。

が、参加にはいたりませんでした。

なぜならば、


テーマは恋(または愛)のうた


だからです。

万葉集で好きなのは、相聞歌(恋の歌ね)。
でも作るとなると・・・

恋愛下手なわたしにはハードルが高すぎる。
ムリムリむりむり!


でも、

食わず嫌いはよくないよね。
挑戦してみようかな?


はい。
それではどうぞ!




40.

空を飛ぶ 鳥になれたら、

風に乗り どこまでも行こう。

君に会うため



なんだかとっても恥ずかしいのですが、恋の歌。

愛や恋を詠うには、もっと心臓に毛を生やす必要がありそうです。まだまだ修行が足りませんね。


ずっと、鳥に憧れてきました。

空を飛ぶって、どんな感じだろう?
気持ちよさそう。
飛んでみたいなぁ。

風にのってすうーっと頭上をよこぎる鳥を、これまでそう思いながら見てきました。

同じように、恋歌を作ることもまた、憧れ。




恋の歌つながりで、最近お気に入りの万葉歌を。


恋草こひぐさを 力車ちからぐるまに 七車ななくるま
積みて恋ふらく 我が心から

巻4・694  広河女王

訳:
恋草を、荷車7台に積んで引くような大変な恋をしているのは、そういえば、自ら求めたことでした。

荷車7台分(笑)
恋の歌は、悲しさや切なさを詠ったものが多いのですが、こちらはユーモアがあって好き。


話がそれましたが、『令和版百人一首』に参加させていただきます。
三羽さん、よろしくお願いいたします。


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