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ごま油を塗る…どこに?…頭・耳・足…体心喜ぶ変化(セルフケア)

ごま油というと、中華のごま油をイメージする。
「頭や体に塗ると、疲れが取れるんだよー」
と話すと、必ず
「えー、に匂うじゃん。やだー。」
と反応されます。

( 一一)・・・焙煎されていない、匂わない白い方ね。

病気(不調)にごま油ぬってもしょうがないでしょ。


アーユルヴェーダ、アビヤンガとの出会い

看護師でありケアマネ事業所の所長でもある友達に、「ストレス時代にアーユルベヴェーダとセラピーを取り入れるから、習ってきて。」と言われたことがきっかけでした。

・・・

アーユルベヴェーダとは、

古代インドの伝承医学です。

医学というと医師だけのものと感じると思いますが、病気だけに注目しているのではなく、健康と長寿、生き方にも及びます。
日常生活のヒントがあるので、自分で出来る健幸法なのです。

病気にならないようにすることは無理、
病気はしょうがない。

病気になったら医者に行けばいいと思っていませんか?

病気じゃないから健康と思っていませんか?

アーユルベヴェーダを知るまでは、私は、そう思っていました。
(看護師ですが、いや、看護婦だからこそ?病気になってからの人と接しているから?)

生活習慣病になったら、

糖尿・高血圧・高脂血症・痛風など、運動療法、食事療法を指導されますが、病気になってからのこれらはそれはそれは大変でしょう。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、甘いもののとりすぎ。

あーまたやってしまった・・・
だってストレスが続いたんだもん・・・
頑張ったご褒美・・・

それが日常になり。

私の好きなものだから、やめられない。

になり。

これが私。

となる。

病気にすすむ・・・

病気になる・・・

でも、アーユルベヴェーダなら、医師に行く前に、病気になる前に、自分でできる健幸法があるのです。

アーユルヴェーダでは、病気になるまでを6段階に分けています。
現代医療の病気と健康だけではないのです。

アーユルヴェーダを知れば、
テレビで取り上げられる健康ブームに振り回されず、三日坊主にならず、今の自分に必要な、自分ができる健幸法を実践できるのです。

当時の私は、

全くわからないからまずは体験してみよう

と、セラピーを受けに行きます。

問診を受けただけで、

「頭痛や腰痛、肩こりだけじゃなく、疲れやすかったり、気持ちが不安だったり、そわそわしたり、冷え性だったりしませんか?眠りも浅いのでは?」

みたいなことをいわれ、

何で気持ちまでわかるのー?

身体さわってないのに冷え性もわかるの?
とびっくり。

当時35歳の私は、35.5℃台で冷え冷えでした。
現在50歳36.5℃台です。(⌒∇⌒)

その時、眠りが浅いかはわかりませんでした。きちんと寝ていたつもりだから。

しかし!

アビヤンガ
(全身にごま油をぬり、さすりまくるセラピー)を体験すると、

昨日までの日常が不調の塊だったことに気づきました。
いつの間にか、不調が普通になっていたのです。つらい、不快、が気づけず、快適を忘れていたのです。

頭と耳に
ごま油を塗られ、

こすられ、

それだけでとろける感覚。
もう、脱力です。

ベットに横になり、

身体にごま油を塗られ、
こすられ、

油の温かさと滑りの心地よさに、
さらに、脱力。

「あっ、何?この安心感。私、不安だったんだ。何そわそわしてたんだろう。」

地に足がついた感覚で、大きな安心感というか、一皮むけたというか、あれ、快適!と気づきました。

・・・ごま油をぬられただけなのに。


セラピーを一度受けただけで、こんなにも快適になれるなら、学びたい。

と、アロマでおなじみ、生活の木のアーユルヴェーダ入門編を受けに行きます。

アーユルベヴェーダを勉強(私は教えてもらいましたが、本も出ています。)して、あとから分かったのですが、冷えや乾燥、不安感、頭痛、便秘、腰痛は同じ仲間で、ヴァータという性質が過剰になっていた状態でした。ほかに、いらいらや胃痛はピッタという仲間。やる気がない、動かない、冷えはカパという仲間。バータ・ピッタ・カパが乱れ、アーマ(毒素、未消化物)がたまった状態でした。

本屋さんで健康関連の棚に一冊あるかなくらいで売ってます!

日常生活に取り入れたアビヤンガ

(オイルマッサージ)

セラピーを受け、
ごま油のからだと心に与える影響を実感。

学びに行き、
ごま油だけでなく、
日常生活・季節・時間・年齢・食事・身体の仕組み・心の影響・個人の性質が、身体と心に及ぼす知恵を知り、浄化療法を知り、とりこになりました。

アーユルヴェーダサロンがあちこちにあります。身を預けたくなりましたが、高い¥

ぴえん(TдT)

ごま油セルフケアを日常に取り入れました。

ごま油ケアは、
アーユルベヴェーダの鎮静療法、浄化療法にあたります。

シャンプー前の頭皮にごま油を擦りこみます。

シャンプーの泡立ちの良さにびっくり。

毎日ごま油を塗り、
三日目の朝、
ワントーン明るくなった表情にびっくり、うきうき。

(くすみはヴァータの過剰の結果です。)

四日目の朝、
いつ寝たのかきづかないくらいすっと眠れ、あっという間に朝を迎え、ぐっすり寝た感覚に新鮮でした。

(不眠はヴァータの過剰、目がさえて眠れないのはピッタの過剰、眠れたのは、ごま油でヴァータが減った結果と考えられます。)

今までこんなに寝たのはいつぶりだろう。

日々のセルフケアで、いい変化が起こるので範囲を拡大。

3点マッサージといって、
頭・耳・足に塗り、お風呂であったまります。

どんどん身体が軽くなる体験をします。
朝、疲れが残っていないのです。

朝だから目が腫れぼったいと思っていたのですが、
朝から目の腫れがなくなり。

いつごろからでしょうか?

お風呂上りに顔が突っ張らないのです。
急いで化粧水塗らなくてもいいのです。お肌を褒められるようになりました。

いい変化が起こるので、範囲を拡大。

全身に塗ってお風呂に入ります。全身塗るのは大変ですが、それも運動になりなんだか調子いいのです。

一、二か月したころ、
ふと、子供の後を追いかけて走りました。

か、からだが軽い。走っても疲れない。
とびっくりしたのを覚えています。

このころ、一か月で1.5リットルのごま油を身体に塗ったくっていました。

毎日が快適で、頭痛や肩こり、疲労感がなくなり、

アーユルベヴェーダを続けたらどうなるのだろう

とわくわくしていました。

デスクワークから看護師に戻る



ごま油塗るセルフケアに時間が割けなくなりました。

10年ブランクがあり、
久しぶりに看護師をやってみて、体力も使うし、緊張感もある。
本当に重労働だなと再確認しました。

日勤は17:30には終わらない。

17:30から記録するしかないくらい、日中はコール対応やケア、検査や病状説明、入院、退院、ケースカンファレンスと人出は少なく業務が立て込みます。

現場に余裕はなく、教える余裕もない。みんな、ピリピリしています。

帰宅したら夕飯作って、食べて寝て、次の朝が来る。
ごま油塗る元気が出ません。

日々のストレス回復・疲労回復を怠れば、
またあの時の不調に戻るのではないか心配でした。

あの時の不調はこちら↓

ごま油ケアだけでなく、
さらなる、アーユルベヴェーダ的生活を取り入れ現在にいたります。


医療現場で働いていると

疲れたらサプリ飲めば。
胃もたれは💊MM酸、便秘に💊カマ、頭痛に💊痛み止め
病気にごま油は役に立たないでしょ。
と、私のごま油情報は、
箸にも棒にもかかりません。(; ・`д・´)

私もアーユルヴェーダに出会うまで、確かにそうでした。
今では、もったいなくて使いません。

薬がもったいないのではなく、
身体のサインをすぐに消してしまうこと
がもったいないのです。

現代医療では、検査データで身体に何が起こっているのか見ます。
アーユルベヴェーダ(最古の医療では)心や体のサインで対処していきます。逆に、生活習慣や感情から病気を予測できます。

以前の私の身体の状態はこちら↓


50歳の現在

あれだけつらかった不整脈はありません。
朝からぐったり疲れていることもありません。
夕方疲れたな―とかは、たまにあります。
冬になると粉吹くくらい乾燥して、かゆみをともなっていた足は、乾燥レベルが下がりました。ボディークリーム塗ったことありません。
唇もリップクリーム塗らなくてもいいくらい維持出来ています。
乾燥で夕方油浮きしていた顔もよくなり。
しわもありません→これは太っているからかもしれません(-_-)

とにかく35歳の私より、元気です。

セルフケアの力伝えていきたいなーと思う今日この頃です。

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