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昭和のおじさんが唖然としたこと

退職して家にいることが多いので久しぶりにスーパーへ買い物に行った。
平日の晴れた日に歩くのはとてもいい気分だ。

気分よく歩いているとなにやら騒がしい声が聞こえた。
その声の方をみると、小学2年生くらいの男の子とローラースルーGOGO(今はキックボード?)に乗った女の子がもめている感じだった。
私は単にお子ちゃまの喧嘩だと思い、あまり気にせずスーパーに向かって歩いた。

しかし、そのお子ちゃまの喧嘩はどんどんと過激になってきたのである。
周りには大人が数人歩いていたので、「だれか仲裁に入るだろう」と思っていた・・・・。
そして男の子が奇声をあげ女の子の頭を殴りはじめた。しかも何度も何度もだ。女の子は「やめて!」と泣きながら逃げるが男の子は追いかけてガンガン頭をなぐりまくっていた。

そして男の子はさらに奇声をあげ、今度は足蹴りで何度も女の子を蹴りはじめたのである。その場所は大通りの十字路で車が通っていて最悪車と子供たちが接触したら・・と想像してしまい、私は急足で子供たちの方へ向かって行った。

その時、、
まわりの大人は見てみぬふり!
私はその光景を見て唖然とした。
とりあえず、私は男の子の首根っこを掴んで、女の子から離して
「女の子に手をあげるな!」と言った。
男の子は私を睨んで、
女の子からローラースルーGOGOを奪い取り逃げて行った。

女の子は大粒の涙を流しながら、泣いていた。
私は女の子が少し落ち着くまでその場にいた。

まわりの大人は相変わらず知らんぷり
子供の喧嘩に大人が入るのはどうかと思うが、それは喧嘩の状態によると思う。人によって基準は違うのは当然。ただ今回の喧嘩や場所など総合的にみると誰かがとめないとまずい喧嘩だったと私は思った。だから行動したのである。

今回のことで、自分が子供の頃にはうるさいオジサンやオバサンが沢山いたことを思い出した。自分も昭和のジジイだと改めて実感したと共に自分は時代にあっていないのかなと思ってしまった・・

そして、あの男の子は将来大丈夫か、あのキレ具合はもしかすると精神面でなにかあるのかも。成人になって今回のように大暴れしたら・・と勝手に心配妄想してしまった。

「もっと大人よ、しっかりしろ」と言いたい。
喧嘩は子供も大人も見たくないよ。
昭和のおじさんより

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