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陸奥さんと!七浜海道を語ろうトークイベント(2023/1/19開催)

こんにちは!ノレル?の寺澤です。2023年度もバタバタと過ぎ、気がついたら6月になってしまいましたね!ノレル?もオープンしてから1年半が過ぎ、さまざまなプロジェクトを実施しながら、ノレル?で実現していくべき「自転車のまちづくり」の方向性を探ってきています。

今年度から、ノレル?オープン時から続けている「散走イベント」をさらに発展させる形として、観光家でコモンズデザイナーの陸奥賢さんをプロデューサーに迎え、5年かけて、いわき市内14の全ての駅を中心とした「散走」のマップ作りとガイド養成を行う事業を展開していくことになりました。

初年度の今年は、「四倉駅(大野エリア)」「植田駅」「小川郷駅」の3つの駅を中心として、リサーチを進め、サイクリングマップとツアーガイドの発掘・養成を実施していきます。

そのプロジェクトが始まるきっかけとなったのが、今から半年前の2023年1月に、陸奥さんをお招きしてGuest House & Lounge FARO iwakiさんにて開催したトークショーでした。

FAROでのトークイベントの様子

トークイベントの前にはリサーチとして、陸奥さんとともに七浜海道を走破した後に、FAROに移動し、ノレル?のこれまでを振り返りながら、今後の方向性について議論していきました。今回はその模様を記事の形でお届けいたします。ご一読いただければ幸いです!

|オープニングトーク|

寺澤:この2日間(1/18,19)は久之浜から岩間海岸までを陸奥さんとともに自転車で駆け抜けていきました。1日目は久之浜から新舞子まで、2日目は新舞子ハイツから、薄磯を抜けて豊間、中之作、江名、小名浜、そして岩間まで到着しました。

今回のリサーチのテーマは、いわきの七浜街道をきちんと走ってみることと、七浜街道沿いにある八大龍王を巡ることでした。

いわきFCパーク1階にある、「いわき自転車文化発信・交流拠点ノレル?」

現在私たちは、自転車文化発信・交流拠点ノレル?というところで自転車の普及をしていて、さまざまな自転車の楽しみ方を模索している所です。1年間ノレル?を運営してきて、小野さんの「海のまちサイクリング」や新田和紀さんと佐藤一貴さんによる「夜景散走」など、サイクリングツアーを作る活動も実施してきました。

今回は、1年間の振り返りとして、実際に一緒に走ってみた感想や気づき、またこれからの展望等を考えてみたいと思っています。早速ですが陸奥さん、いかがだったでしょうか?

観光家/コモンズデザイナーの陸奥賢さん

陸奥:普段僕は、歩きながら案内している人間なので、サイクリングツアーは人生初の経験でした。一日目の久之浜から新舞子は、さらっと通り過ぎはしましたが、楽しく行けたかなと。二日目は新舞子からスタートして薄磯から豊間。その辺りはヨーヨーさんの震災にまつわる体験談を含めたお話がメインになっていましたね。

「海のまちサイクリング」を体験する陸奥さん


僕はそれがちょっとすごすぎて、それでもうお腹いっぱいになった印象があります。後半の小名浜エリアは、まちの雰囲気がガラッと変わったなという印象を受けました。ただ、僕自身集中力が切れてしまったところがあり、初心者にはもしかしたらボリューミーなのかなと感じましたね。大まかな感想はこんな感じです。

|ノレル?オープンから一年、今感じる課題とは|

陸奥:そしてひとつお聞きしたいんですけど、みなさんが今課題だと思っていることは何なんでしょうか?

寺澤:ノレル?では、小野さんの「海のまちサイクリング」や新田さん、佐藤さんたちの「夜景散走」のように、様々な方の手を借りながらイベントを行ってきました。基本的には、その土地の事やテーマに詳しい方と一緒に取り組むという形で勧めてきていますが、これからさらに展開していくために、そのネットワークをどうやって作っていったら楽しいことになるのかなというところです。

語り部サイクリストの小野陽洋さんとともに
紡ぎあげてきた「海のまちサイクリング」

加えて、サイクリングが最終的にどういったところに落ち着いて、いわき市にとってどんな存在になっていくのが良いのかについても悩んでいます。自転車という媒体とはそもそも何なのか、自転車で土地を巡るっていうのは何なのかについても考えていきたいところです。

歩くでもない、車で移動するでもない、生身の体をさらけ出して風景を巡っていくっていうことって何なのかということを考えたいなと思う。

陸奥:そうですね。改めて、自転車に乗る人の裾野を広げていくということがまず一番大事なことなんだろうなと思います。七浜海道サイクリングロードは面白いルートであることは間違いないと思います。

防潮堤の上にできた、復興サイクリングロード「七浜海道」

沿岸部を走るということは、どうしても震災の話に寄ってしまって、そればっかりやるとしんどいこともあり得るだろうなと。だからそれを中和するものとして、例えば八大龍王があるのかもしれないなと感じました。

2017年に実は一度巡ったことのあった「八大龍王」
その時にはまだ防潮堤はサイクリングロードではなかった

八大龍王を巡るのを入口にしてサイクリングする中で、震災のお話が出てくると、個々の震災の思いとリンクするように感じました。参加者に対して、震災復興や八大龍王、廃線跡などの様々な切り口からサイクリングへの入り口を作ってあげる。つまりは自転車の裾野を広げて、いろいろな方々に参加してもらえるような意識が必要なのではないでしょうか。

それから自転車といっても、ロードバイク、クロスバイク、電動アシスト自転車、ママチャリ、タンデム自転車、三輪車と様々な種類があって、それぞれに特徴があります。その特徴に合わせていろんなコースづくりが可能になりそうだと思います。

ノレル?では二人乗り自転車タンデムやハンドサイクルの普及活動も実施している

ただ、いわきとして何に一番力を入れていくか。全部はなかなか難しいと思うので。だから例えば、電動アシスト自転車やママチャリのレベルで楽しめるコースづくりをするとか。そうやって自転車の裾野を広げていくことは可能だと思いますね。

さらに、自転車という移動手段のことでいうと、日本社会全体が車から降り始めていくだろうとという予感があります。SDGsやエコロジカルな社会づくりの機運も考えられる。ヨーロッパでは、自転車と電車やバスなどの公共交通機関と自転車を組み合わせた交通手段というのを主流にしていたり、自転車専用の道路を作っていたりしますよね。

寺澤:そうなんですよね。ヨーロッパだとすごい進んでいますね。日本でもサイクルトレインの実証実験や実用開始をしている地域もあるようです。

日本各地でも実装が進む「サイクルトレイン」

陸奥:電車と自転車が掛け合わされていくと非常に可能性が広がりますね。駅を基軸として地域を考えられるようになるのも利点です。日本でもヨーロッパのように車に頼らない移動手段を積極的に使う方向性に切り替えていくのは間違いない話だと思います。

ということで自転車人口は今後絶対増えていくだろうと。いわき市で自転車を普及していきたいという思いも、みなさんお持ちだと思いますし。何度かいわきを訪れる中で体感してみましたけど、いわきのこのフィールドの広さに毎回圧倒されるんですよね。ここを歩きで体感するには限界があると思いますし。

|自転車といわきの親和性|

陸奥:そういう意味で、自転車はいわき市を見せるツールとしてすごく適していると思います。僕のフィールドの大阪は交通量が多くて、密集かつ無秩序なんですよ。対していわき市は、確かに危険なエリアもありますが、それでも注意すれば通れるなと思ったし、信号が少ないから爽快に走れるエリアが多いです。改めて自転車といわきの親和性は高いなと思いました。

あと、まちとまちを見比べる面白さを体感することができました。大阪でまちあるきをやっていると、大坂はすごくヒューマンスケールな町なんだと感じますね。僕がやっているまち歩きは一里、つまり4キロを2〜3時間歩くことを基準に設定します。その範囲の中にお寺や神社、歴史、名所旧跡、お店など、まちを楽しめる素材がある程度あると。

まちあるきにおいて、僕はこの一里という基準はすごく重要だと思っています。昔の人は一里で人生を終えたと言われていて、特に江戸時代の人たちの生活は一里で完結していました。その一里の範囲の中で一生を終えるという事が、今の僕のまちあるきのヒントになっているんです。

しかし自転車であれば、気軽にその一里を越えることが出来るから、まちを比較し組み合わせられる面白さを感じることが出来る。今回の七浜街道巡りは海岸線がメインでしたが、海岸線だけでなく、山、川、住宅地など、フィールドを変えながら巡ることも出来ますね。

寺澤:まちとまちを比較しながら、まちをつなぐ。14市町村が合併してできたいわき市にとって大事な営みだと感じます。

陸奥:そういうコースを設定し、自転車で巡る事でそれぞれの地域の特性を可視化することができるんじゃないかと思います。ただ、やっぱり距離が長すぎると、サイクリング初心者にとっては苦しいと思いますね。参加者しやすくて満足度もあって、なんか話のネタにもなって面白かったと満足できる、そういう単位を設定する必要がありますね。

まちあるきの場合、2時間で4キロは程よい疲れと満足感がありますが、自転車の場合、3時間で10キロぐらいの範囲を基準にして、いわき市内にいろいろなコースを作っていく。そうすると面白くなるんじゃないかなと思います。スタートゴールは誰でも気軽に来ることができる「駅」を基軸にしながらですかね。

同時に、作って終わりではなくてプロモーションをしていかないといけないと思います。一番効果的なのは、マップなのではないかと。それは僕が「大阪あそ歩」などのプロジェクトを通して感じたことですが、マップを作ることによって、その街の魅力・面白さ・物語が見える化し、まちのPRにつながる。まちあるきやサイクリングツアーのときの素材にもなるんですよね。

|「大阪あそ歩」内需で回る観光とは|

寺澤 陸奥さん、「大阪あそ歩」とはどんなプロジェクトだったのでしょうか?

陸奥 「大阪あそ歩」は、大阪市民に、大阪の人と、大阪の街を楽しんでもらいたいということで作りました。そのため、一過性の観光客を相手にするのではなく、何度も何度も大阪に来ていただける距離感の人に来ていただきたい。

大阪の大阪による大阪のための観光ということで、「内需」に注目し、地産地消の観光をやろうと考えたんです。一回参加してみると、自分が知らなかったまちの魅力に気づき、まちを楽しめますしね。

最初僕が「大阪あそ歩」をスタートしたのは2008年の秋で、当時は4コースでした。街歩き企画2コース、街遊び企画2コースから始めてみました。トライアルではありましたが、そのコンテンツが面白いという評価され、2009年の春には26コース、秋には63コース、その翌年の2010年の春には105コースまで増え、最終的には5年間で150コースが出来上がっていきました。

その中で、大阪のまちを案内してくれるガイドさんには様々な方々にご協力いただいたんですが、ガイド役のひとによってその街の見え方は違っても構わない、むしろそれが当たり前だという感覚を根付かせようと思っていました。たとえば、この平の町でも、人が違えばガイドする内容も全然違いますよね。それでよいと。

2022年3月に、「平」のまちあるきをした時の様子


コミュニティガイドは、やっぱりその街に思いがある人たちがやるんですよね。でないとできないわけですよ。我が町を案内して自分の活動を紹介するわけです。ガイドする側としては、思い入れのある我が町を紹介する活動にもなるので、やりがいにもつながります。

寺澤:「大阪あそ歩」で作った150コースは、今でも全てPDFでダウンロードできるとか。しかも手書きで書かれていて、町がすごく魅力的に見えるんですよね。実際に歩きたい!というコースがいくつもある。

陸奥 ちなみに、「大坂あそ歩」のまち歩きマップは、全て手書きのイラストで構成しました。イマジネーションを掻き立てるのに効果的なんですよね。あと、大阪は歴史的に、ほとんどのものが燃えてなくなっていたり、都市開発で破壊してしまったりで残っていないんですよね。だからイラストでまとめようと考えました。

イラストは、プロの方に依頼することもありますが、大阪のまちの人に書いてもらうこともありました。なかにはとんでもない絵も書いてあったりするんですが、でもそれが地元の味だし、愛なんですよね。綺麗にまとめようとかではなく、何がおもしろそうかを大事にしますね。

全三巻からなる、大阪あそ歩まち歩きマップ集。

寺澤:なるほど、愛が伝わってきて、歩きたくなる気持ちが湧いてくるのかも知れないですね。「新大阪絶景パノラマ360度〜大阪湾空中散歩〜」、「日本一の開運王へ〜岩崎弥太郎たつ~」、「大阪6000年悠久の大地を知る〜縄文から江戸へ」・・・

陸奥:そういうコマーシャリズムで攻めるわけです。でないと面白そうじゃなくなってしまいます。ニッチに寄り過ぎてしまうとどうしても続かなくなってしまう。やっぱりMAPはCMなんです。映画の番宣なんですよね。それも仕掛けの一つです。

寺澤:実際にはどれくらいの方々が参加されたんでしょうか?

陸奥:僕が「大阪あそぼ」を5年間プロデューサーやってた頃には、まちあるきコースが200万ダウンロードされました。いまだにダウンロードされ続けていると聞きます。街を歩いていると、ガイドさんや大学生がそのマップをもって街歩きしていますね。また、マップ集は3部構成で作成し販売したのですが、2万冊販売実績があります。サイクリングでもマップ作りは応用できると思います。

寺澤:まちあるきの参加者さんは、どんな経緯で「大坂あそぼ」に参加をしようと思うのでしょうか。

陸奥:参加者の口コミが多かったように感じます。まちあるきの参加者の口コミによって、参加者各地域のガイドさん同士がつながるということも起きていましたね。

旭区のガイドさんと東住吉区のガイドさんは交流がなかったけれど、参加者から「東住吉区おもろいですね、こんな町になっていて。実は前回参加した旭区ではこんなのもやってたんですよ。へ〜、じゃあ行ってみよう!」みたいな、そういう交流的な場にもなっていました。

寺澤:それはすごく面白いですね、いわきでも実現可能かもしれません。

陸奥:プレーヤーが繋がっていったという言い方も出来るかな。実際に年間2万人ぐらいの方がまちあるきに参加していただいて、結果2万人のうち50%が大阪市民、3割が大阪府内、8割が大阪人の方たちでした。まさに百花繚乱でしたね。

寺澤:百花繚乱っていい言葉ですね。

陸奥:ばらばらで、百花繚乱で、フルーツバスケットみたいな。いわきも実はそういう都市だと僕は思っています。

|ツアーガイドは対話のファシリテーター|

寺澤:いわきにはまちあるきなどのツアーを出来る人が非常に多い。けれどそれを編集していくプロデューサーがいないように感じます。みんなある程度その土地に住んでると、思いが本当に深くなって濃くなってしまうので、客観視してくれる人がいると少し気が楽になりますよね。

陸奥:僕がプロデューサーとしてやった仕事ですごく重要だったのは「切る」という仕事でした。コミュニティガイドの皆さんはまちに対する思いが強すぎて、所定の街歩きの時間では収まりきらないくらいにコンテンツを作り込んでしまうんですね。

それを「切る」、つまり編集していくのが僕の仕事でした。七浜街道のコースも、たしかに魅力的なコンテンツはあるのは分かるのですが、本当は4,5コースに細切れにした方が百花繚乱さが出て、参加しやすいツアーになると思います。

寺澤:次回に対するワクワク感を残すという面も感じられますね。

陸奥:そうですね。それも一つのテクニックとして「大阪あそぼ」では150個のコース作りましたが、主要なプレーヤーは実は30人ぐらいです。その人たちが強い思いを持って始めは様々なコースを作ってやっていたんだけど、それを2時間に区切ってやってくださいとお願いをしました。

さらに、僕はガイドさんに、言いたい事の20%を伝えてくださいと言っています。実はそれぐらいでよくて、でないとガイド役も参加者も体力が0になります。参加型にするということは、参加者の思い出や関係している事柄も汲み取らないといけません。参加者が自分語りをしてくれる雰囲気を作ってあげる事が大切です。そのため僕は、喋らないガイドを目指していました。

僕のまち歩きに参加した人たちは、ガイドさんは誰ですかってぐらいみんな喋るんですね。ここはお勉強をする場ではなく対話をする場であると。つまりキャッチボールをするのが大事なわけです。コミュニケーションが生まれていないといけないのに、先生と生徒みたいな関係性が生まれてしまうのは良くないですよね。

だから寄り添ってくださいとお願いしていました。お客さんとガイドみたいな喋りはやめて、目線を参加者さんと一緒にしてくださいと。目線を一緒にしないと友達になれないですから。

|コミュニティツーリズムを軸としたサイクリングツアー&マップへ|

寺澤:ちなみに、大阪を舞台にしたコミュニティーツーリズムは、以前から存在していた文化なんですか?

陸奥:実はすごく最近のことです。コミュニティツーリズムはマスツーリズムへの対概念として生まれてきたんです。要するに、マスツーリズムは一過性の観光客を増やすためにいろいろプロモーションしたり、ハードウェアを作ったりしますが、結局地元にお金が落ちないんですよね。

例えば京都にあるホテルやお土産屋さんは、ほとんど京都の地元のものではなく、外資系なんですよ。それはおかしいのではないかということで出てきたのがコミュニティーツーリズムというわけです。

寺澤:私達はもしかしたら、知らず知らずのうちに、首都圏向けにプロモーションされたコンテンツにのっかるような形で観光していたのかもしれませんね。コミュニティーツーリズムが具体的に動き出したのは年代的に言うとどれぐらいなんですか。

陸奥:1998年か99年に行われた「別府オンパク」ですかね。それを見た長崎の人たちが2004年にまち歩き博覧会として「長崎さるく博」、2006年に「長崎さるく博」から「長崎さるく」を開催し、現在も続いております。

地方博覧会の一環として、町そのものをパビリオンとみなし、それを巡るということで、地方博覧会をやったんですね。これが日本で初めてのまち歩き博覧会です。

この「長崎さるく博覧会」に多くの人が来たんですね。年間で実に1000万人。それはほとんど長崎市民でした。長崎は40万都市でいわきと似ています。しかし1000万人超えということは、長崎市民のリピーターが多くいたことを意味しています。

だからいわきだけでいいんですよ。いわきの人たちが盛り上がって、いわきの人たちがいわきを楽しむ。

寺澤:地域にとって大事にされるべきものを大事にする。いわき市という内需に目を向けることによって、改めていわきにとって大事なものを見つめ直す。そのためのツールとして自転車やツアー、マップづくりが有効であることがよくわかりました。

今後は陸奥さんをプロデューサーに迎えた形で、地域の魅力や物語が可視化され、それを見た人が「巡ってみたい!」と思うようなサイクリングマップやツアー作りを実践していけたらと思います。

またノレル?としても、私達が私達の地域を楽しむという自転車の楽しみ方をすればいい。そう思っていままで取り組んできたことが、陸奥さんとお話したことで背中を押された感覚になりました。

今日は長時間にわたって深く議論することが出来ました。ご参加ありがとうございました。

|ゲストプロフィール|

陸奥賢(むつさとし)(観光家/コモンズデザイナー/社会実験者)1978年生まれ。「大阪あそ歩」(観光庁長官表彰受賞)「大阪七墓巡り復活プロジェクト」「まわしよみ新聞」(読売教育賞最優秀賞)「直観讀みブックマーカー」「当事者研究スゴロク」「歌垣風呂」(京都文化ベンチャーコンペティション企業賞受賞)「死生観光トランプ」などを手掛ける。著書に『まわしよみ新聞のすゝめ』。大阪まち歩き大学学長。




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