過剰なダウンロード、極小なインストール
今日の空は高い。
まさに「天高く馬肥ゆる秋」にふさわしい秋晴れの日。
風もひんやり冷たく、正直肌寒いくらいではあるが悪くない。澄みきった空気が気持ちいい。
淹れ立てのコーヒーを飲みながら、ぼーっとする。
旅行へ行きたいな。もうずっと行ってない。せっかくGo To キャンペーンもあるし、温泉でも行って、ひたすらのんびりしたい。
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日々受け取るものが多すぎて、ダウンロードしっぱなしのモノたちが頭の中にたくさんある。
特にインターネットというモンスターのおかげで、僕たちは情報の享受量が要求の有無に関わらず大幅に増えた。何も考えず眺め続けていると、役に立つもの立たないもの、学びとなるものならないもの、感銘を受けるものから心を汚染されるものまで、それらが区別する間も無くどんどん入ってくる。しかも際限といったものは基本的に「ない」。
人は成功者の名言や啓発的な知識など、自分にとって役に立つ情報だったり、今を乗り越えるためのノウハウやライフハックの類を目にすると、人生が変わったような気になり、テンションが上がる。
しかし、十中八九それらは長続きしない。
インプットは大切だけど、無闇なインプットは、まだダウンロードだけしかしていない状態。日が経てば、多くの人が落とした事さえ忘れてしまう。
ダウンロードのデータ量だけでストレージを圧迫し続ける人生は勿体無い。
学んだ事は反芻し、ちゃんとインストールしていく事でしか、自分の地肉とはならない。そして要らないものはゴミ箱に捨て、きっちり空にしてしまおう。
その為にも、ゆっくりと自己を見つめる時間は確保するに越した事はない。
ぼーっとしながらで大丈夫。
自分にとって大事なものをきちんと選び、ゆっくりと身体に馴染ませ、インストールしていこう。
今日はこんなところで。
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