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笑いながら喧嘩する

 笑いながら喧嘩できる人間になりたい。

以前「北風と太陽」にまつわる自身の望むスタンスの話を書いた。

誰かにいちゃもんをつけられたり、必要のないアドバイスを居丈高に言われた際に攻撃的に歯向かったり反論するのではなく、笑顔でかわしながら、指摘された根も葉もない陰の部分よりも、自分が持っている陽の部分を能天気にアピールすることで、結果的に相手の悪意がすくむ構図が生まれる。

僕はこれを「笑いながら喧嘩する」と例える。

笑顔で感謝しつつ、同時にスタンスで無言の挑戦状を叩きつけるように生きれたらいいなと思っている。

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 なぜそういうことを今自分が改めて思ったのか。おそらく、自分自身が「現状これで良い」みたいな甘えの感情を持ってしまっているから。それと同時に、自分のサイズ感をなんとなく固定しつつあるから。

"身の丈" を大事にすることと、ただただ相手の持つイメージ通りに演じスポイルされていくことは違う。最初こそそれは楽だが、いつの間にか自分が「他者が持つイメージに沿って動かねばならない」という余計な被支配思想を生む。苦しくなる。

それは結果的に楽な道を選ぶ自分の甘えであり、誰のせいでもない。そういった意味では、喧嘩の対象は決して他人だけではなく、自分自身でもある。

 今ある環境に甘えない為にも、そもそも甘える環境などはなく、常に色々な情報の移ろいが激しい渦中にいることを忘れない為にも。今いる自分にとっての「初心」を忘れない。その為には、仮に何歩か後退したとしても構わない。

そして、冒頭で述べた通り、自分に対しても様々なシチュエーションに対しても「笑いながら喧嘩する」姿勢は、改めて大切にしていきたいなと思っている。

今日はこんなところで。

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