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相棒のストレス、自分のストレス

 最近 Mac がひっきりなしに重くなるという現象が起きていた。

スリープ状態から復活させるのも時間がかかったり、文字入力にしても即時反応が無くいちいちレイテンシーが生じたりと、果てはアプリの強制終了すらできない…など、ストレスを感じる局面は多かった。

そんな中、先日ホストアプリケーションを立ち上げようとすると、「メモリ不足のためいくつかのアプリを終了させてください」といったインジケータが出て、ついに立ち上げられない。今までそんなことなかったのに何故だ。

調べてみると、どうやらある波形編集のアプリが尋常じゃないほどのメモリを食っており、それが他全てのアプリを圧迫しているみたいだった。そのアプリはサブスクリプションでフリーの波形素材をダウンロードし、直接配置しながら弄れるソフトとして超重宝しているのだが、どうやら素材を配置するためのリモートアプリ内に溜まった波形分の仮想メモリ的なものがとんでもない容量になっており、それが "チリ積も" でついに他のアプリを立ち上げられないほどに肥大していたようなのだ。

普段使うホストアプリが大きくても数ギガのメモリに比べ、そのアプリはなんと200数ギガくらい食っていた。

盲点だった。普通に素材としてハードディスクに整理しておくよりもこれほどまで大きく動作負荷を食っているなどとは思っていなかったので、普通にバックグラウンドで起動放置し続けていたのが、今回の大きな原因だった。

中肉中背の相棒がずっと力士をおんぶしてくれてたことに、まったく気づいてなかった。

 結果としては急いでアプリを終了させ、メモリ解放をターミナルから試みることで突然嘘みたいに快適になったので、「こんなに復活するの?」と逆に不安になるほど安心したのだが、これまでの経験から不具合→ 故障 → だいたい成仏、のコンボを恐れる身としては、動作が遅い間正直心身にかかるストレスも強く、少しの悲鳴に対して極端な戦慄も感じており、それが常駐することで、正直自分自身の「メモリ解放」ができていない状況だった。

同時に、メインで起動させているものは、案外感謝もろくにせず起動させっぱなしで置いておくことが改めて多いことに気づいた。そりゃ相棒(Mac)も疲れるよな。こんなになるまで放っておいて申し訳なかった。

そんなことがあってから、主役級のアプリも地味に動き続けているものも全て、バックグラウンドで起動しているものを使わない時はちゃんと終了させ、休ませてあげることに意識が強くなった。当たり前のことだけど、見落としがこんなにあることにも気づけた。

相棒のストレスは、そのまま自分のストレス。逆もまた然り。それを露骨に認識したここ最近だった。お互いうまくケアしながらやっていこう。

今日はこんなところで。

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