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【デザイン日記21】形式と自由

今日は金沢旅行2日目。
朝食はホテルのビュッフェに、尾山神社、素敵な手巻き寿司屋さん、21世紀美術館、妙立寺。とても素敵な時間を過ごした。

21世紀美術館は、めちゃくちゃ素敵な女の子のドローイング集を親友から誕生日プレゼントとして頂きました。とてもしあわせ。
そして、今、私が卒業制作のテーマとしている規則に関する本を購入。どちらも本当に読むのが楽しみ。読みたい本がありすぎて時間が本当に足りない。

妙立寺は、いろんな仕掛けがあるお寺でとても勉強になったし、楽しかった。金沢城と裏で連携していたお寺で、光の連絡手段があったり、落とし穴や隠し扉が、あちらこちらにあって、建築の規定がなかった時代ならではの、自由な仕組みが組み込まれた建物になっていた。
現代の建物は、安全性が保障されることが大前提で、見えない規定があるので、きっと多くの制限の中でデザインをしていくのだろう。


形式が定まると、安定・効率化されるが、自由なものが生み出されなくなる。

形式が定まらないと、不安定・非効率だが、自由なものが生み出される。


マニュアルがあっても、イレギュラーなことがあった場合、臨機応変な対応力が試される。時代ともにマニュアルを更新していく必要もあるし、もしかしたらマニュアルを破壊しなければならないときもあるのかもしれない。危険なこととも隣り合わせだとは思うのだが、新しいことにチャレンジしてきた先人たちがいるから、きっと今のあたりまえの生活があるのだろうなぁとふと考えていた。

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