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セルボ貴子の執筆記事

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フィンランド語の翻訳者、セルボ貴子の執筆記事です。
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#北欧語書籍翻訳者の会

第六回 ヨーロッパ文芸フェスティバル内と外

 さて、今回フィンランドセンターよりゲストとして頂き、ヨーロッパ文芸フェスティバルに参加…

オーディオブックは本の世界をどう変えるのか?

ここ数年、飛ぶ鳥を落とす勢いなのが「オーディオブック・サービス」です。 オーディオブック…

ゆく年くる年

あっという間に年の瀬ですね。(トップ画像は私の住むPori市の旧市庁舎です) 日本の皆さまは…

マリメッコを蘇らせたキルスティの物語

『マリメッコの救世主 キルスティ・パーッカネンの物語』 (祥伝社 2021 年10 月末発売) こ…

コロナ禍でのオンライン通訳

お久しぶりです。今回は同じく言葉を扱うという仕事という括りで、通訳について、それもコロナ…

本屋さんが消えていく? フィンランド書店事情

上の写真はアカテミア書店の内部。天井からの採光と大理石の内装で冬の暗い時期も明るい。 …

<コラム>世界からコーヒーがなくなるまえに

今回の記事では、10月25日に出た訳書『世界からコーヒーがなくなるまえに』の話を書かせて頂きます。 まずはサステナビリティという点がまだ日本ではしっくり来ていない方も多いのではないでしょうか。そこにどうコーヒーが関わるのか、とお思いでしょう。お茶党だしなぁ、という方もおられるかと。 コーヒーは農産物で、地球上のコーヒーベルトと呼ばれる地帯で栽培されています。できたコーヒーチェリーの果皮を除去し、乾燥させて、卸売りされ日本や北欧など大小規模の焙煎所のもとに輸送されます。浅

【書評】150年前のフィンランドでフェミニズムを推進した劇作家ミンナ・カントゥの半…

タイトル(原語) Rouva C タイトル(仮)   マダムC  著者名(原語)   Minna Ryti…

フィンランドの夏至祭の過ごし方

        (リンゴの木のそばで赤スグリを摘む次男)  夏です、白夜の季節です!  …

【書評】フィンランドの哲学者とジャーナリストが若者に贈る「人生のABC」(セルボ…

タイトル:  “Elämän A ja Ö” タイトル:  君たちの人生のABC 著者名:   (原語)Ar…