のらてつ

「私は何を感じているのか?」「私は何によって私を変えたのか?」をせっせと言葉にしていき…

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「私は何を感じているのか?」「私は何によって私を変えたのか?」をせっせと言葉にしていきたいと思います。 Twitter: https://twitter.com/Foam_Crab Blog: https://noratetsu.blogspot.com/

マガジン

  • 私のAutoHotkey生活

    Windows用のキー割り当て変更、ホットキー等設定ツール「AutoHotkey」の活用について書いた記事のまとめです。

  • 情報を管理する―Scrapbox・Obsidian・Anki

    自分で情報を集め、整理し、膨らませていく一連に関わることについて。 主にScrapbox、Obsidian、Ankiの各ツールの話をします。時々手帳や読書について。

  • エッセイ

  • noteを書くということ

最近の記事

  • 固定された記事

嘘の「いい話」は見抜くよりおいしく食べたい

この世は嘘で満ちている。 とかいう言葉をどこかしらで何度も目にしたり耳にしたりした記憶がある。知ったからといって特に何も意味を成さない言葉だけれど、この事実(的な何か)に怯えて生きてきたのもまた事実だ。 まだ十歳になったばかりの頃、小学校のクラスメートの人間関係に衝撃を受けたことがある。 二人組になれと言われたら当然のように組になるような二人だったのに、それぞれと話すと「あいつ嫌いなんだよね」と言うのだ。えっ、わざわざ一緒にいるじゃん。わざわざ、自分の意思で、互いを選んで

    • 【AutoHotkey】数字選択式の簡易ランチャーを作る2

      前回の続きです。 前回作った簡易ランチャーは、実行ファイルのアドレスをリストにして、それを数字で選ぶ形式にしていました。 私自身はそれでも特に不満を覚えていませんでしたが、しかしアドレスでの表示はわかりやすいとは言いがたい感じがします。表示するのはアプリケーション名にして、数字を選ぶとアプリケーション名に紐付けられたアドレスによって実行する、という形にした方がいいかもしれません。 まず改良前のコードをおさらいします。解説は前回の記事をご参照ください。 Ins::Retu

      • 【AutoHotkey】数字選択式の簡易ランチャーを作る

        AutoHotkeyでは、アプリケーションの起動をキーに割り当てることができます。アプリケーション起動のコマンド(Run)がスクリプトに用意されているので、それをホットキーで実行するように書けば良いということです。 これは便利だと思い、最初は「Insert+Wで○○起動」みたいな形で個別にアプリケーションを割り当てていました。 しかし、調子に乗って数を増やすとどれに何を割り当てたのか覚えていられなくて、だんだん億劫になっていきました。 加えて、ホットキーとして登録できる数

        • 【AutoHotkey】取得した色情報をファイルに記録する

          前回、カーソル位置の色情報を取得する方法について書きました。 後で活用するために、取得した色情報を記録しておきたいという需要が私の中にあるので、ローカルファイルにどんどん溜めていくことができるようにしたいと思います。 準備として、前回作った関数をちょっと書き換えます。処理に変更はありませんが、使い回したい部分を分離しています。 GetColor(RGB){ ;取得するのはRGB値かカラーコードかを引数RGBにtrue/falseで渡して指定する MouseGetPos

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        嘘の「いい話」は見抜くよりおいしく食べたい

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        • 私のAutoHotkey生活
          9本
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          14本

        記事

          【AutoHotkey】カーソル位置の色情報を取得する

          AutoHotkeyでカーソル位置のカラーコードを取得できると知り、なんて便利なのかと感動しました。これまでChrome拡張や画像編集ソフトの機能で取得していましたが、アプリケーションに依らないホットキーでできてしまうなら作業がずっと楽になります。 色情報の取得に使うのはPixelGetColorコマンドとMouseGetPosコマンドです。 MouseGetPos, MouseX, MouseY ;マウスカーソルの位置情報を取得して変数MouseX,MouseYに入れる

          【AutoHotkey】カーソル位置の色情報を取得する

          【AutoHotkey】ハイアンドローゲームを作ってみる

          AutoHotkeyのコードの書き方に慣れるために簡単なプログラムを作ってみよう第二弾。 前回はおみくじとじゃんけんを作ってみました。 今回はトランプのハイアンドローゲームを作ります。 ルールは単純で、山から取り出された1枚のカードに対して、次に取り出されるカードの数字がそれより高いか低いかを当てるものです。 一番高いのがA、一番低いのが2です。引き分け(同じ値)は勝ちにも負けにもなりません。 出来上がりはこうなります。ダイアログに従って入力したり答えたりしてゲームが

          【AutoHotkey】ハイアンドローゲームを作ってみる

          【AutoHotkey】おみくじとじゃんけんを作ってみる

          AutoHotkeyのコードの書き方に慣れるために、簡単なプログラムを作ってみます。 私はJavaScriptは少し齧っていますが、プログラミングが得意なわけではないので、新しい言語だとよちよち歩きからのスタートです。どうせなので、他のよちよち歩きの人の参考になればと書いておくことにします。 まずはおみくじ。乱数とIf分岐を使います。 Fortune() { FormatTime,TimeString,,yyyy年M月d日 ;変数TimeStringに指定したフォーマッ

          【AutoHotkey】おみくじとじゃんけんを作ってみる

          【AutoHotkey】あの手この手で日時を表示してみる

          前の記事で、文字列をそのまま入力する(貼り付ける)関数を紹介しました。 InsertText(Content) { cb_bk = %ClipboardAll% Clipboard = %Content% Send, ^v Sleep, 200 Clipboard = %cb_bk%} さて、頻繁に入力するものとして、他に日時情報があります。AutoHotkeyには日時を扱うコマンド(FormatTime)もあるので、簡単に現在日時(あるいは他の指定した日時)を

          【AutoHotkey】あの手この手で日時を表示してみる

          【AutoHotkey】任意の文字列を呼び出す

          AutoHotkeyを導入したよ、という話を前の記事でしました。 あるキーに別のキーの役割を持たせるというだけでも、キーボードの操作感は随分違います。 長年の「慣れ」があるので、便利なはずの新たなキー配置を使いこなせるようになるまでにそれなりの時間が必要になりそうですが、適応できればこれまで小指や手首にかかっていた妙な負担もなくなり、文章を書くことが肉体的に楽になるであろうと思います。多分馬鹿にならない違いです。 しかしAutoHotkeyにできることはキー配列の置き換え

          【AutoHotkey】任意の文字列を呼び出す

          【AutoHotkey】キー配列をカスタマイズしてみる

          自分が参加しているTwitterコミュニティで話題になっていたので、AutoHotkeyというものを導入してみました。Windowsで、キーボードの各キーの役割を他のものに変えたり、新たな機能を付与したりするツールです。 そういった設定変更というのは、当たり前の人にとっては超当たり前で当たり前でない人には全く当たり前でないという、両極端になりがちなタイプのものだと思います。この記事は当たり前でない人に向けて書いているものです。 具体的な導入方法については先人たちが詳しく書

          【AutoHotkey】キー配列をカスタマイズしてみる

          【Obsidian】ノートの三分類―構造・結論・覚書②実践編

          前回、Obsidianにノートを作るときは三種類(+一種類)に分類していますというお話をしました。 0. 日誌ノート(とりあえず書く場) 1. 構造ノート(問題意識に基づいて文脈を作る場) 2. 結論ノート(ある問題に対しての解答を模索する場) 3. 覚書ノート(問題意識の伴わない情報を置く場) 今回は、これらを実際どのような形態で分類して活用しているかを記していきたいと思います。 まず原則として、分類はタグによって行い、フォルダ分けは明確に必要を感じた時のみ実行するこ

          【Obsidian】ノートの三分類―構造・結論・覚書②実践編

          【Obsidian】ノートの三分類―構造・結論・覚書①

          Obsidianには多種多様な情報を格納していくことになるため、完全な無秩序状態を防ぐとするならノートを分類することが必要になります。 最初のヒントとして、私はこちらの記事を拝読しました。 Zettelkastenで作成するノートということですが、ここではZettelkastenというルール内に限定されたものとしてではなく広く「Obsidianで私が扱っている情報」という括りで考えます。 まずZettelkastenを解説したサイトの「PKM Zettelkasten」で

          【Obsidian】ノートの三分類―構造・結論・覚書①

          自分のスキを非表示にしていると「無差別スキを隠蔽している不届き者」と疑われる可能性があるのか。見せる意味を感じないから非表示にしていたけど、隠すと余計な意味が生じるなら表示しておくしかないな…

          自分のスキを非表示にしていると「無差別スキを隠蔽している不届き者」と疑われる可能性があるのか。見せる意味を感じないから非表示にしていたけど、隠すと余計な意味が生じるなら表示しておくしかないな…

          【Obsidian】デイリーノートの作成と活用

          Obsidianは日報用のファイルをクリックひとつで作成することができます。 設定>コアプラグインの中の「デイリーノート」をonにすると有効になります。 デイリーノートにはテンプレートを設定でき、自分が必要と思う項目を予め用意しておくことができます。いちいちコピーして転記する手間がないので、とても楽です。この僅かな一手間が継続の妨げになったりするのですよね。 前回はZettelkastenプレフィクサーについて自分の活用例を書きましたが、今回もデイリーノートについて私の例

          【Obsidian】デイリーノートの作成と活用

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          【Anki】挫折しないために、学習開始の前にカード一覧を見る

          最近Ankiを積極的に活用している。 Ankiとは、自分で用意した問いに答えると自動的に分散学習のスケジュールに沿ってタイミングよく復習させてくれるデジタル暗記カードアプリのことで、知っている人も多いと思うので説明はここでは省略する。 今は「Ankiってやっぱすげーな!」と思いながらカチカチクリックしたりぺたぺたタップしたりして楽しんでいるのだが、これまでに二度か三度挫折して、しばらくの間使わないでいた。 これほど便利なツールなのにどうして続けられないのか、と自分にイライラ

          【Anki】挫折しないために、学習開始の前にカード一覧を見る