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Preplyで1年半教えた日本語講師が語るメリット、デメリット

先生と生徒のマッチングプラットフォームであるVerblingAmazing Talkerの特徴について解説しましたが、今回は私が最も長く使っているPreplyの解説です。

Italki、Preply、Amazing Talker、Verblingの詳細な比較はこちら


登録方法:簡単!

自己紹介ビデオ、指導歴、自己紹介プロフィールの登録です。資格も経験も不要です。

集客方法、集客力:単純明快&悪くない

ItalkiやVerblingと同じです。プロフィールを作って、レッスン可能時間を設定して、放置して生徒からの連絡を待つだけです。

日本人の先生の登録が700人程度と、競争が激しくなってきていますが、高めの値段設定でも生徒が集まるのが魅力です。(2024年4月追記:現在は1500人まで増加)

どうしたら最初の方のページに私のプロフィールを表示してもらえるのかわかりませんが、オンライン時間、予約可能時間、対応言語などいろいろな要素があるようです。詳しくはこちら

レッスン料

私は15ドルの設定から50ドルまで値上げして、ほかのプラットフォームでの生徒集めのためにPreplyでは生徒募集を中止しています。一番多い価格帯は20ドル台前半のようです。

2020年の10月から新規の生徒を受け入れていないので現在は分かりませんが、集客力は悪くなかったです。(2023年追記:2022年9月ぐらいから生徒が抜けるたびにちょこちょこ生徒募集をしていますが、$50でも生徒はすぐ集まります。レビュー数が20個以上あったり、レッスン完了数が2000を超えていると多少高額でも生徒は集まりやすいようです。)

プラットフォーム使用料・手数料

30%スタートで、徐々に下がっていき、400レッスンを終えると永久に18%。ItalkiやVerblingが最初から15%であることを考えると、手数料が高いですが、のちに紹介するようにパッケージ割引分をプラットフォームが持ってくれるし、レッスン料水準やマーケティング力とのバランスを考えると、悪くないと思います。

引き出し方法・引き出し可能頻度

レッスン料の引き出しはいつでも、何回でも可能です。(Paypal、Payoneer, Wise、Skrillが使用可能)Verblingは週次、ATは月次なのでしょっちゅう引き出したい先生には向いています。
私は手数料がおそらく一番安いWiseを使っています。

生徒との個人情報のやり取り

ゆるめです。トライアルレッスンの予約後は、メールアドレス、Zoomのリンクなど自由にやり取りOKです。

レッスン料:ふつう

レッスン料は幅広く、20ドル強ぐらいが一般的のようです。ただ、40ドル越えで多数のレッスンをされている先生も多く、高めのレッスン料を払うことに抵抗のない生徒が多い印象です。

メリット

複数のレッスンをパッケージを購入すると割引が適応されますが、割引された分は先生に転嫁されません。Italki、Vebrling、Amazing Talkerは割引分は先生の負担となります。

トライアルレッスン:先生からの非難ごうごう

Preplyのトライアルレッスンは、先生の間でかなり評判が悪いです。1時間ただ働きだからです。1時間のレッスン料を生徒からは徴収しておいて、Preplyはそれをマーケティング料ということで全額回収してしまうのです。

ほかのプラットフォームでは25分か30分、しかも有料のところがほとんどなので、Facebookのチューターコミュニテイーで度々話題になり非難ごうごうです。(2024年1月追記:現在は2023年の半ば以降加入した生徒に関しては、レッスン時間は25分または50分になりました。それに伴い、トライアルレッスンも25分か50分で生徒が選ぶことができるようです。引き続きトライアルレッスン料は100%Preplyに回収されます。)

デメリット:生徒にやさしく、先生に厳しい予約、キャンセル方針

他のプラットフォームより、レッスン予約の猶予が短く、レッスンキャンセルが当日までできるのがデメリットと言えます。既存の生徒はレッスン開始の2時間前まで予約が可能なので、油断していると休み時間だと思っている時間帯に予約が入ってしまうかもしれません。新規の生徒は、レッスン開始24時間前など猶予の設定が可能です。

私は朝7時のコマがあるかないかで起床時間が変わるので、朝の予約チェックが欠かせません。

直前予約に抵抗があれば、手作業でカレンダーをブロックする必要があります。

また、ほかのプラットフォームは予約変更は12時間前までのところが多いですが、Preplyは4時間前までと結構直前まで許されています。4時間前にキャンセルされても他の生徒の予約が入ることは少ないので、不満をためている先生は多いようです。(2024年1月追記:現在はキャンセルは12時間前までとなりました)

その他

マッチングプラットフォームなので、もちろんカリキュラムや教科書は講師が自分で選びます。レッスンは1時間です。(2024年2月追記:現在は新規の生徒は全て基本的に50分となっています。25分や75分の予約も可能です。ただ、おそらく2022年くらいまでにPreplyに登録した生徒は、60分のままです。)


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