Preplyでマネーロンダリング

先日、FacebookのPreply Online Communityというものに入りました。Official版とUnofficial版がありますが、とりあえず両方に入っています。

前々から、レッスン中に、Preplyのプラットフォームのせいなのか、私のインターネットのせいなのかわからない不具合が起きた時に、「ほかの先生にリアルタイムで聞けたらいいのに」と思っていました。

ざっと見たところ、リアルタイムで「今、プラットフォームの調子悪くない?」と聞いている先生はいませんでしたが、「プラットフォームは安定性が信用できないからいつもZoomでレッスンをしている」というコメントが散見されました。

また、その時々でホットな話題があるようです。今回はPreplyを利用したマネーロンダリングの話。

レッスンなしでレッスン料の半額をプレゼント!

ある先生の話を要約するとこうです。

「ある日、生徒が20レッスンのパッケージを買って、一日に何時間もレッスンを予約した。その後で、『英語のレッスンを受けるつもりでパッケージを購入したが、事情があってレッスンは受けられなくなった。ごめんなさい。全レッスンを完了済みにするから、レッスン料を半額でいいからPaypalで送ってくれないか』」

その先生は、親切のつもりで半額を指定のPaypalに送ってあげたそうです。自分もレッスンしないで半額もらえるし、相手も本来は返金されないお金が半額でも帰ってきてうれしいですよね。ハッピーエンド。

・・・もちろん、そういうわけにはいかなかったそうです。現在この先生のアカウントは停止され、ほかのレッスンで稼いだ数百ドルもPreplyに留保されてしまっているとのこと。

それはマネーロンダリング

マネーロンダリングの可能性がある取引に応じたことが問題だそうです。不正に入手した他人のクレジットカード情報をつかって、レッスンを購入、その購入した先生から半額もらうという詐欺の可能性が高いそうです。

そうでなくても、お父さんに「英語のレッスンを受けるからお金頂戴」といって英語のレッスンパッケージを購入。勝手に先生と交渉して半額を返してもらうという家庭内詐欺もできちゃいますね。

生徒と直接お金のやり取りをしない

この話は、想像もしていませんでしたが、不正に入手したクレジットカード情報で、なにか商品を購入して転売するなど似たような詐欺はいくらでもあります。せっかく手数料を払ってプラットフォームを使っているので、この手の語学を教える以外の問い合わせは、全てヘルプデスクに丸投げが正解だと思います。とくにお金が関わってくる話はPreplyに任せましょう。

常に準備しておくこと

「こういう事件がある」と知っておくだけで、詐欺にあう可能性が減らせると思うので、暇なときにFacebookのコミュニティーのコメントを読もうと思いました。

ほとんどが「初回レッスンが終わったのにレッスン料が振り込まれない!初回はただなの?」という同じ質問が新人の先生から投稿され、ベテランの先生が、「字が読めないの?規約に初回レッスンは紹介料としてPreplyが全額持っていくってかいてあるでしょ?!」とキレる、の繰り返しですが、たまに「こんなことが起こるんだ」と勉強になる話もあります。

Preplyでさらによく聞くのは、先生へのハラスメントの話。幸い私は、大きな被害に遭ったことはありませんが、ひどい目に合っている先生がいるようです。

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