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日本語講師:板書は生徒の為ならず

オンラインで日本語を教えている方(特にプライベートレッスンの方)は板書をどのぐらいしているでしょうか?

「絶対板書あり」とか「ポリシーがあって板書なし」などもう自分のレッスンスタイルが確立している方もいらっしゃると思いますが、私は毎回のレッスンで板書をすることをぜひぜひおすすめいたします。

生徒の満足度も高くなるし、何より講師側の仕事が楽になります。

今回は、板書のメリット&板書の内容、生徒への見せ方(共用の仕方)について解説します。


メリット1:語彙、て形変換ルールリストなどを見せることができる

本当はレッスン前に語彙を覚えてきて欲しいですし、覚えられなかったら語彙リストを手元に置いて、参照しながら練習問題を解いて欲しいです。

また、「て形」の作り方、形容詞の活用などは暗記の要素が強いので少し自分で覚えておいて欲しいです。

ところが、語彙が足りなかったり、既習のはずの「て形」「ない形」が定着していなくてレッスンが成立しない方も結構いらっしゃいます。そんなときは、語彙リスト、活用ルールを見せます。

口頭で伝えるには限界があるので、以下のような板書をしてあげて、それを参照しながら問題をといてもらいます。

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