ラウレス硫酸ナトリウム問題
まだまだノート初心者ですが思う所あり、投稿させて頂きます!
現在美容師さんやメーカー、色々な方々が安いシャンプーによく使われている、刺激の面であったりでよく取り上げられているラウレス硫酸ナトリウムについて私の知る限りをお伝えさせて頂きます。
現在色々な媒体でラウレス硫酸ナトリウムを洗浄力が高い、刺激がある。ひどい投稿では経皮毒が…というのを目にする事があります😅
そこからラウレス硫酸ナトリウムを悪としてアミノ酸系のシャンプーをオススメする。それがずっと続いているトレンドなのかなと考えています😓
果たしてそうなのか。洗浄力、刺激、経皮毒🤔
研究、化粧品の工場、美容ディーラー、メーカーを経験しわかっている事は半分正解で半分大間違いです。
まず洗浄力。
こちらは確かにその通りです。アニオン系の活性剤で洗浄力、気泡力共に高くシャンプーとしてかなり有用性の高い活性剤にはなります。
しかし、洗浄力に関して考えなければならないのはシャンプーは洗う事が大切であるという事!
頭皮の皮脂を落とす事は勿論のこと、髪に関しては抜けるし、想像以上にホコリや粉塵をまとってしまう事があります。これをそのままにして顔に髪が触れる。肌荒れ…
という事は日常で起こっている事なのです。なので髪をしっかり洗う事というのは肌や頭皮、日常の中に潜む肌荒れリスクを少なくする事にかなり重要になります。
そして刺激ですが。これはほぼ無いと断言できます。
なので経皮毒なんて言うのは完璧な嘘です。それはラウリル硫酸ナトリウムの話です。
なぜ大手の化粧品メーカーが高いシャンプーにもラウレス硫酸ナトリウムを使うのか。こんなに虚偽の情報が流れる中でそれを採用するのか。
それはラウレス硫酸ナトリウムの特性にあります。
シャンプーには手触りを良くするコアセルベートという特性があります。アミノ酸系のシャンプーで洗った後のヌルヌルはコアセルベートのヌルヌルです🤓
ラウレス硫酸ナトリウムでもコアセルベートは発生しています。ではいつ発生しているのか…
これは洗っている最中に発生しています!シャンプーしてハンドマッサージで洗う瞬間に1番コアセルベートが発生し、洗い流すとラウレス硫酸ナトリウムのコアセルベートは残りません。
これによりシャンプー中の引っ掛かりや手櫛の悪さ等が解消されます。
たまに聞いたことがあると思うのですがアミノ酸系のシャンプーのヌルヌルで痒い。これはコアセルベートが原因です。
コアセルベートが残り、乾く。もしくはカラー等でアルカリに振る。
これによって痒みや刺激になる。
しかし、ラウレス硫酸ナトリウムはならない。だって残らないから👍
じゃあラウレス硫酸ナトリウムがサイコーですね!という訳でもないんです。
最近ではほぼ無いですがラウレス硫酸ナトリウムにも質の差があります。これはPOEを含んだラウレス硫酸ナトリウムか、無いものかという差があります。
多分美容師さんやメーカー等がラウレス硫酸ナトリウムを悪く言う原因はこの質の悪いラウレス硫酸ナトリウムかラウリル硫酸ナトリウムを指していると思います。
POEを含んでいる事により、質感や洗浄力、皮脂の取り方もマイルドになります。
某大手メーカーのミ〇〇〇さんとのラウレス硫酸ナトリウムは確実に質のいいものを使ってます。シャンプーの値段も高いからね😅
なので一概に裏面表記を見てラウレス硫酸ナトリウムだからと弾くのは勉強不足だし、良い商品を見逃している可能性はあるなぁと思います。
そして、たまに言われてるのがラウレス硫酸ナトリウムで洗うのが食器用洗剤で洗ってるのと一緒だと言ってる方がいますが違います。全然違います。
そういう例えをするなら洗濯用洗剤で洗ってるのと同じです。ラウレス硫酸ナトリウムの原料名は大手化学メーカーの洗剤用洗剤のエ〇ールと一緒だから。
まぁ髪も繊維ですからね。ほぼ羊毛と構造は一緒ですし。服洗うのも髪洗うのも一緒です。
そして、柔軟剤がトリートメント。
一度洗ってみたら良い。柔軟剤でトリートメントも。
悪くないから笑
でも質の悪いラウレス硫酸ナトリウムはダメダメなのでご理解を😅
安全性は高い活性剤です。歯磨き粉にも使われてますし。飲んでも大丈夫です。不味いけど。
1番間違いないのは美容師の皆様の手の感覚で選んだ商品です!裏面表記は参考程度、pHも変われば全く違う商品になります。
是非参考にして頂いて最高のシャンプーに出会って頂ければ幸いです!
今回は悪いイメージのラウレス硫酸ナトリウムについてそのイメージを払拭したくて投稿しました。
長文失礼しました!ありがとうございます🤓
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