見出し画像

創作にコミュニティは必要か?ーーBB小説家コミュニティってなに?

本記事を開いていただき誠にありがとうございます。
小説出版プラットフォームBookBaseを運営させていただいています株式会社BookBase代表のオタクペンギン(社長)と申します。

弊社では、小説を電子コンテンツとして誰でも販売可能となるCtoCプラットフォームBookBaseの開発と運営を行いながら、創作を行う方々のサポートも行っています。
そのなかでも、BB小説家コミュニティという小説家の方々に向けた短期集中型のコミュニティを1年以上運営してきました。

創作者グループや専門学校系のスクールなど様々なものがあるなかで、コミュニティというものがどういうものか、どんなことをしていてどういう価値があるのか。今回はそういうお話しを書かせてもらえればと思います。

目次
・BB小説家コミュニティってなに?
・コミュニティ/グループの問題点
・コミュニティ/グループの見極め方
・BB小説家コミュニティに向く人、向かない人
・最後に(BB小説家コミュニティ詳細情報)

BB小説家コミュニティってなに?

まずは、BB小説家コミュニティの概要について説明させていただきます。

概要
・出版プラットフォームが運営している有料のコミュニティ(4400円/月)
・3ヶ月間の期間限定
・オンラインで完結、時間や場所の制限なし!
・小説専門の編集者が5名常駐し、作品へのフィードバックを受けることができる
・作品ジャンルの制限はなし(R18、BLなども大歓迎!)

小説家コミュニティ第4期募集スライド.001

小説家コミュニティ第4期募集スライド.002

BB小説家コミュニティは、創作のモチベーションを引き上げ、保つことを目的としたコミュニティです。
SlackやDiscordを使って、交流や情報共有をしながらそれぞれの作業を進めつつ、自作への感想を編集者からもらい、それをもとにさらに書くという形で進行します。

コミュニティの原則として、このコミュニティをどう使うかは参加者の方それぞれとなっています。今度の公募/コンテストに向けた作品を書く、Web投稿サイトで投稿する作品を書く、他の作家さんと交流がしたいなどなど理由は何でも大丈夫です。また、参加したからなにかしないといけないという縛りもありません。交流会などで音声もしくはチャットでの交流もできますが、したくない方はスルーしてもらっても問題はありません。週に数回投稿される小説コラムを読んだり、他の人がもらっている作品へのフィードバックを見たりするだけでも執筆の参考になります。

(下記画像は小説コラムの例です)

画像3

また、本コミュニティの大きな価値の一つとして、複数人の編集者が常駐しているという点があります。第3期までは4名、第4期以降は5名に増員させてもらっています。それぞれが練度の高い編集者でありながら、全員が作品をつくることの難しさを理解していて、得意なジャンルなどもバラバラになっていますので、ほとんどのジャンルを網羅できる形となっています。

画像4

また、これまでの第1期〜第3期まで累計168名もの作家さんにご参加を頂き、毎回内容や運営方法をアップデートさせて頂いてきました。
参加者皆様のご協力もあり、やる度により面白く、より温かいコミュニティになっていると実感しています。

また、過去の様子については下記のNoteなどをご参考にしていただければ幸いです。

BB小説家コミュニティ第3期振り返り。https://note.com/noraentrepreneur/n/n0a7b29881c21

多くのコミュニティ/グループの問題点

さて、ここまでBB小説家コミュニティについて述べさせていただきましたが、コミュニティと聞いてあまり良い印象を抱かない方や足踏みをされてしまう方もいらっしゃるかと思います。

こういった創作者向けのコミュニティやグループというものは、僕たちが運営しているもの以外にもたくさんあります。一人の作家さんが発起人となって運営していたり、有料でがっつりと運営されているものまで多々あります。そして、稀にこういったコミュニティ内で起きたことが原因でSNS上で炎上したり、悪い噂を聞くこともあるかと思います。

実際に、こういったコミュニティのなかには作家同士のマウントの取り合いになってしまっていたり、作品の酷評をされてしまうなどのケースがあり、コミュニティに参加したことで筆を折ってしまうケースなどもあります。

たしかにコミュニティやグループに入ることで、知識を共有したり、一緒に創作活動を行うというのはモチベーションを保つことや作品の質を引き上げることにも繋がります。しかし、入ったことで煩わしさが生まれてしまったり、揉め事に巻き込まれるなどの可能性もあります。

自分に合わないコミュニティやグループに入ってしまう場合、執筆に悪影響となることもありますので、BB小説家コミュニティも含め事前にちゃんと口コミなども含めて、自分に合いそうかを見てもらうことが重要かと思います。

コミュニティ/グループの見極め方

コミュニティとかグループに入ってみたいけど、どう見極めたら良いのかわからないという方もいらっしゃるかと思いますので、参考程度に見極め方や注意するポイントを書かせていただきます。

注意ポイント
①有料か無料か
②そのコミュニティの目的はなにか
③そのコミュニティが売りにしているものはなにか
④運営者が誰か(運営が存在するかどうか)
⑤過去、参加者の口コミ(良いものと悪いもの両方見る)

まず、コミュニティが有料かどうかについて。
こういったコミュニティの場合、有料かどうかで参加者の層が変わってきます。基本的に有料であれば、参加者の方も前のめりで意欲的に参加して来られますが、無料の場合はとりあえず参加してみようという温度感の方も多くなります。どちらが良いかは人それぞれ目的によって異なりますが、民度や居心地を気にされる方は有料のコミュニティのほうがいいかと思います。(運営もお金をもらってるかどうかでどこまで関与してくれるかが変わったりします)

次にそのコミュニティの特性です。
コミュニティが作られた目的や売りにしている部分、そしてターゲットはどういった人たちなのか、ですね。作家同士で仲良くしましょ!っていうのが目的なところもありますし、ガチガチに執筆力高めましょう!というところもあり、一口にコミュニティと言ってもそれぞれに違います。
入ってみてから求めてたものと違う!となると辛いので、事前に調べるか運営の人に聞くなどしてもらえればミスマッチは減らせるかと思います。

また、運営が誰かというのも重要です。
なかには、運営と参加者の隔てがないところもありますが、そういったところは身内感が強くなってしまっていたり、揉め事があったときに収集がつかなくなるなどの問題が発生したりすることもあります。
特に創作系のコミュニティの場合、創作をしている人が運営を行う場合は参加者に高クオリティを求めるあまりに酷評に走ったりすることもありますので、気をつけてもらったほうがいいかと思います。

最後は、運営の言葉を信じすぎないというところです。
こんな記事を書いておいて白々しいかとも思いますが、運営側は基本的に良い側面しか言いませんので、実際にどうかというところはTwitterの口コミなどを調べるなどしてもらうと良いと思います。
※口コミもいくつか見てもらったほうがいいと思います。作品と同じように好みが分かれるものなので、一人のレビューではなく全体を見てもらえればわかりやすいと思います。

BB小説家コミュニティに向く人と向かない人

前段で述べたとおり、コミュニティにもいろいろあります。
そのなかでもBB小説家コミュニティはどんな人に向くかを記載させてもらいます。

向く人
・小説を書いてみたいと思っていたけど、手をつけていなかった人
・仕事などが忙しく、あまり創作に向き合える時間が取れない人
・細かな指導やテクニックではなく、執筆の習慣を見に付けたい人
・作家仲間がほしい人
・作品に自信を持ちたい人
・自作への建設的な意見を求めている人
向かない人
・コミュニティに入って、自作を不特定多数の参加者に読んでほしい人
・細かな創作論やテクニックを体系的に学びたい人
・孤独に黙々と作業がしたい人
・他の作家さんの活動を見て、自己嫌悪に陥ってしまう方

ざっくり書かせてもらうとこんな形かと思います。
BB小説家コミュニティの注意点としては、作家間で揉めることがないように作家さん同士の作品の読み合いは禁止とさせてもらっています。
そのため、とりあえずたくさんの人に感想を聞きたいという方には向かないと考えてもらったほうがいいと思います。
その代わりに、ちゃんと作品を見ることができる編集者を用意してますので、量よりも質のフィードバックを求めている方はぜひ!


最後に(BB小説家コミュニティの詳細情報)

ここまで読んでもらってありがとうございます。
コミュニティやグループというのはものによっても全然違いますし、参加者の方や運営の毛色で合う合わないというのもすごくあります。

そもそも必要がないという方ももちろんいらっしゃいますし、すべての必要だとは思いません。しかし、一人で全部できる人というのも稀な存在だと思うので、こういった環境をうまく選んで使ってもらうのが一番だろうなと思っています!


それでは、最後になりましたがBB小説家コミュニティについての詳細情報を載せさせてもらいます。

小説家コミュニティ第4期募集スライド.003

また、第4期の参加フォームは下記となっております。
こちらにも詳細情報はありますので、ご参考ください。

BB小説家コミュニティ第4期募集フォームhttps://forms.gle/Twv48MRZP62vjmLz7


またご不明な点などは、いつでもお気軽に僕のTwitterアカウントにDMをいただくか、BookBaseの問い合わせ窓口に送っていただければ幸いです!

Twitter(プロフィール内の固定ツイートに詳細あります)
https://twitter.com/NovelPengin

それでは、ご拝読いただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?