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新薬の謎から、都市伝説を作ってみた

そもそもリバウンドする薬って?

ワクチンと違い、治療薬はあくまで選択ができるということで、”コロナにはイベルメクチン+ビタミンC、D、亜鉛・・・”と考えている私は、パックスロビドに対して、個人的にあまり注目してこなかったですが・・・。
よくよく考えてみると、コロナがリバウンドする薬というのは、新薬、既存薬の含め、存在していたのでしょうか?それぞれの治療薬について、”効き目がどうか?”という話はありましたが、リバウンドっていう話はなかったかと思います。

ーーーここからは超文系編集者による、あくまでも推理小説の謎解き的なノリの仮説、いや、都市伝説です。

伝説1:最近のファウチ劇場は、コロナ・リバウンドの治療薬として、なし崩し的に認可させるために行われた?

F&Pのモヤモヤポイント

まず、最近の”ファウチ博士とパックスロビド”関連でモヤモヤするのが下記のポイントです。

  1. 新型コロナの重症化や後遺症には、ウイルスのRNAが長く体内に残った場合に起こると考えられる研究がある。

  2. パックスロビドはウイルスの複製を止める働きがあり、新型コロナ後遺症の症状が改善されたとの予備的な症例研究がある(2022年2月発表)。

  3. パックスロビドは、コロナ後遺症の治療薬としては、緊急時使用が認められていない(FDAの警告)→新たなセールス・ターゲット確保失敗

  4. パックスロビド使用後の、コロナ・リバウンドが問題になった際が、同薬を含めた再治療は推奨できない(CDC)EUAの許可外使用である(FDA)と発表(2022年5月)→新たなセールス・ターゲット確保失敗

  5. ファウチ博士のコロナ感染、パックスロビドで治療→再発→治療で回復

ここから立てた仮説が、いや作った都市伝説が”お薬販売促進のために、ファウチ博士自ら立ち上がった”ということです。

今年4月にはファウチ博士自身、”アメリカのコロナはパンデミック期を脱した(だが、注意は引き続き必要)”と言及していました。患者数が減少すれば、せっかく発売できた薬が売れなくなります。2月にコロナ後遺症治療への使用可能性を訴えてみたものの、承認をとるには臨床データが足りない・・・そうこうしている間に、リバウンドの問題が出てしまいました。コロナがリバウンドすると言っても、軽症であることがほとんどであったため、この薬をもう1シリーズ使うことで完治できる方向に持っていきたかったものの、それにも臨床データが必要だと言われてしまいます。十分な臨床データを集めていたら、コロナが終わってしまうかもしれません。

そこで広告塔の誕生です。

ファウチ博士、自ら広告塔説

ファウチ博士は科学の権威です。

権威が効果あったって言ってんだからいいんじゃね?

エリート層の個々人に要求される専門性がより狭く、より高いアメリカでは、自分の専門外以外のことは、専門職に任せ、自らの思考をストップする傾向にある人が多いようです。

だから、医師であるにもかかわらず、コロナが専門外である医師の中には、FDAで緊急時使用を認められたコロナ治療薬の存在さえ知らなかったというようなことが起こったのだと思います。

■コロナ治療法に無関心の医療関係者【アメリカのコロナ事情Vol.19】

ですから、この”権威が効果あったって言ってんだからいいんじゃね?”っていう声が上がってきたら怖いなという気がしています。そもそもワクチンの正式承認の際には、”ファウチ科学”による圧力により、承認しない選択が難しい状況にあったようです。はっきりとは語られていませんが、承認担当の責任者は、正式承認後に、引退を発表しています。

■ワクチン承認直後に、FDA幹部が退任発表

伝説2:パックスロビドのリバウンド問題の解明は、コロナが人工ウイルスである証拠につながる。

リバウンド問題の謎

これはもう本当に私が作った都市伝説です。報道で流れている”ファクト”というものを並べていくと、ん?っと思うことがあったので、例えばこういうストーリーが後ろにあったら、こういうこともあるかな・・・くらいのことです。

ん?っと思った点:

  • パックスロビドは、ウイルスの複製を止める。

  • コロナ後遺症はRNAが体内に長く留まった時に起きる説があり、それゆえバックスロビドが効果的という説がある。

  • しかし、バックスロビドはリバウンドする。

    • リバウンド前後で感染したウイルスは同じものだと見られる

    • リバウンドしたら他人を感染させる可能性がある

んん?ウイルスの複製は止められたはずなのに(陰性)、なぜ再び陽性に?

これについての科学者の仮説には、「パックスロビドは感染初期に複製を抑制するため、免疫系がウイルスの全容を知る機会がなかった」というものがありますが、あまりピンときません。

バイオテロっぽくない人工ウイルスによる、Wパンデミック

ここで、このウイルスは人工ウイルスだという前提で、どういう仕組みだったら、ウイルスの複製を止めるパックスロビドを使用しながら、リバウンドできるのか?について、新たな都市伝説を作ってみました。仮にこの人工ウイルスをFVと名付けます。

この人工ウイルスFVは体内で増殖しているうちに、自己増殖が可能な、ナノFVマシーンが変異として出てきます。多くの治療薬が感染後5日以内の投与を求めるのは、このナノFVが作られ始める前に、FVの増殖を止めなければならないからです。現場の医師は、ナノFVマシーンの存在には気がついていませんが、実際の治療から、”5日以内でなければ効果がない”ということが分かったのです。

ナノFVマシーン技術は、まだ新しい技術で、安定的にナノFVが出てくるわけではありません。軽症でも、後遺症になる人がいるのは、その人の体内がナノFVに変異しやすい要素(体内の酸化が進んでいた等)があったからで、感染時の症状の重さはナノFVの出現にあまり影響はありません。

ナノFVマシーンは、RNAもタンパク質も持ち合わせないため、検査では陰性となる予定でした。しかし、設計が甘かったのか、RNAを持った本来のウイルスを作り出してしまうこともあります。そのため例の治療薬で、一度陰性になった患者が再び陽性になってしまうケースが出てしまいました。

FV用のワクチン も、この人工ウイルスFVをベースに作られたものですので、ナノFVマシーンを創造するプログラムは組み込まれてしまっています。有害事象が出てしまったケースは、このナノFVマシーンが体内で作られてしまったと考えられます。一度、感染した人が何度も感染したり、ワクチンを何度も接種した後に感染したりするのは、このナノFVマシーンが出てくる確率論と関係がありますが、これはあくまで確率論であり、個人差があります。

ここで人工ウイルス説を否定する理由の1つであった、”バイオテロ用に開発したウイルスとしては、致死率が低すぎるため、人工ウイルスとは考えられない”にも挑んでみます。

人工ウイルスFVが怖いのは、それが大したウイルスではなさそうに見えることだとしたらどうでしょう?

感染者の症状がなくなり、検査も陰性になれば、その人は通常の生活に戻りますが、ナノFVマシーンが体内に残っていた場合、知らない間にFVを広めてしまうーースーパースプレッターになってことに。

そうなんです。このFVの恐ろしさは、RNAを持ったウイルスでのパンデミックを起こした後、そのウイルスへの治療法を確立した後に、似たような症状でありながら、治療薬が効かない患者が出てくるという、Wパンデミックによる混乱を組み込まれたウイルスという点だったのです!

・・・と言っても、このくらいは現在ある医学の技術でおそらくできなくはない範囲で、都市伝説に必要な陰謀論的な要素が足りない・・・ということで、既存の都市伝説に少し絡めてみます。

ちょっと欠けている陰謀論的要素を投入

さらに、このナノFVマシーンは”特定の条件下”で、編集を加えることができます。例えば、FV以外の(もっと強毒な)感染症ウイルスに変更を加えることが可能なほか、がん細胞になったりと、人工ウイルス以外への変更もできます。こうなってくると、原因不明の患者が多数出てくることになります。この編集を加えられた後のナノFVマシーンをFVαとします。

FVαが引き起こした疾患の治療はとても難しいものになります。なぜなら、FVαによる症状が従来のFVとは異なるため、疾患の原因がFVであるとはわからないからです。これは、例えば特定の遺伝子変異があると、抗癌剤が効かない遺伝子変異による難治がんと似てます。各疾病の標準治療が使えません。ナノFVマシーンに変異した段階で、遺伝子的な要素は失っていますので、現在ある遺伝子検査等でも原因特定はできません。

さらに、疾患の原因であるFVαに辿り着くことを困難にするのが、FVαが体内のどこに留まったいたのか、もしくは、どの部位で多く増殖したかについては、個人差があり、FVαが引き起こす疾患が部位によって異なるということです。
例えば、心臓のFVαは心筋炎の原因となり、子宮のFVαは不妊症の原因になりますが、別々の患者に生じたこれら2つの原因が同じものだと気がつくのはなかなか困難です。FVαが疾患に至るほどの量がない場合には、何となくの体調不良ややる気が出ない等の症状が出ることもあります。これらの状態にある患者は、原因不明のため、精神疾患の1つと誤診されてしまうでしょう。

今までは効果的な標準治療法があった様々な疾患で、それができないとなれば、パニックが起こります。このようなパニックは、この2回目のパンデミックをより深刻にさせます。

FVαパンデミックを解決する鍵は、原因の特定です。例えば、同じ遺伝子変異がもたらすがんであれば、それが胃であっても肺であっても、同じ分子標的薬が使えるように、FVαを発見することができさえすれば、治療薬を開発することも可能です。ただし、前述の通り、既存の検査方法では、FVαを検出することができません。そのため適切な治療薬が開発されるまでには長い年月が必要です。

さて、”特定の条件”ですが、ここでもっと陰謀論的要素を入れていきます。
ハバナ症候群でも原因の1つとして名前が上がった、マイクロ波兵器。ナノFVマシーンはマイクロ波を一定以上浴びると、FVであった形跡を全く残さない別のもの、FVαに変化します。ハバナ症候群が起きた際に、マイクロ波兵器の使用が疑われたのは、特定の場所に訪れた、不特定多数の人が似たような原因不明の症状に悩まされたことが理由の1つでしたが、本ケースでのマイクロ波兵器は、あくまでFVのみに反応します。つまり、FVが体内にない人は、同じマイクロ波を浴びることがあっても、体調不良を起こさないのです。

以上のように、人工ウイルスFVは、従来のバイオテロに期待されるような即効性も、致死率の高さもありませんが、”恐怖”という心理的なダメージを社会全体に与え、何度もいろいろな形でパニックを起こすという点で、破壊力を持っています。原因があまりにもわからないということで、自らの身体を諦め、メタバースの世界に移住し始める人も

・・・・どうでしょう?ちょっと都市伝説っぽくなりましたでしょうか?

都市伝説というより、ありがちな地球滅亡系ストーリーかも・・・。地球滅亡系ストーリーにするなら、ラストが必要ですね。

最近観たレオナルド・ディカプリオが出ていた地球滅亡系の映画(動画?)のシュールな感じが良かったので、”メタバースでもコンピューター・ウイルスFVが発生して、メタバース上でもバイオテロが行われ・・・”とか。
マーズアタックの「何コレ?」というラストを真似て、”実はFVαは演歌のこぶしにより破壊される性質があることがわかり、晴れてパンデミック終了。その影響を受けて、世界的な演歌ブームで、ビルボード1位にAI美空ひばりが!”とか。

最後にマジメな話:ファウチ、公職辞めるってよ。

今回はあくまで”都市伝説を作ってみた”なのですが、最後にちょっとマジメな話です。前回の記事で、ファウチ博士が引退を示唆する発言をしているということをシェアしていました。

■F帝国、発言のすり替え・上書きで、逃げ切れるか?:メディアが報じない、米国・コロナ状況(5)

が、ファウチ博士が昨日、今年12月までに政府の役職を辞任するつもりであるということを発表しました。ただし、コラムでも予測した通り、完全な引退ではなく、公職を辞任するだけ。彼の言葉によると、”次なる章”を始めるということです。

年間35万ドルの年金や、ウォールストリートもびっくりの資産内容だけでは、全く満足できないようです。さすがです。

ファウチさん家のお財布事情:大統領よりも高給、ウォールストリートもびっくりの投資家!?

ファウチ博士が引退をほのめかす時に、その時期として言及していたのが「コロナが落ち着いたら」ということでした。ということは!?5回目のワクチンを購入する予定だとか言っていたどこかの首相は、大丈夫でしょうか?

ただ、ファウチ博士の公職引退がコロナの収束と単純に喜んでいられないのが、新型コロナウイルスが何だったのか?その起源については、まだ明らかになっていないということです。人工ウイルス説が濃厚になっている中、元々のウイルス(SARS-CoV-2)が何だったのか?どういう性質のものか、明らかにされるまでは、安心ができないと思います。今回の都市伝説のような仕掛けがないということは、調べてみなければわからないところです。

ファウチ博士が第2章を始めたとしても、彼が公職についていた時に、何をしてきたのか?それは”科学の権威”を振りかざした第2のファウチを作らないためにも、必ず明らかにするべきです。そして、そのために一般人としてできることは、ファウチ博士らへの責任追及に対し、関心を高くキープさせることだと思います。というわけで、引き続き、”ファウチ博士の追っかけ”は続けていきたいと思います。

ご参考:パックスロビドについてのマジメな情報

下記はエール大学が出していた情報をまとめたものです。同ページにもありましたが、パックスロビドはEUAの段階であり、情報はあくまでも2022年8月現在にわかっていることで、今後の研究によっては、情報が変わる可能性もあります。

  • パックスロビドは、2つの別々の薬が一緒にパッケージされた抗ウイルス治療薬

    • ニルマトルビル:ウイルスが機能的なウイルス粒子を作るために必要とする重要な酵素を阻害。投与後は、細胞から放出されたウイルスが体内の非感染細胞に侵入できなくなり、その結果、感染が停止する(別の記事ではこれを”ウイルスの複製を止める働き”と説明)。

    • リトナビル:抗ウイルス薬の濃度を高めるために使用。肝臓でのニルマトルビルの代謝を実質的に停止させ、体外に早く排出しないようにし、その分長く作用し、感染と戦う力を高めている。HIV/AIDSの治療に使われたことも。

  • 「一週間以上ウイルスに感染していると、重症例で受けたダメージは、抗ウイルス剤では元に戻せません」(5日以内に投薬が必要な理由)

  • パックスロビドが入院と死亡を予防できることを示しました。

  • FDAは12歳以上、体重88ポンド(40Kgくらい)以上の重症化リスクがある人が、陽性の検査結果がでた場合を条件にEUAを出した。重症化リスクは:

    • 特定の基礎疾患(がん、糖尿病、肥満、その他)を持っている

    • 65歳以上(コロナ死の81%以上がこのグループ)

  • 5日間のコース終了後、2日〜8日以内にコロナの症状が「リバウンド」する人がいる報告が多数出た。

    • 再び陽性となったが症状がない人、症状が再発した人など様々

    • ファイザー社は、臨床試験で、何人かの参加者にウイルスレベルのリバウンドが見られたが、これはプラセボを投与された人の中にも見られたと発表していた。

    • 科学者たちはまだパックスロビドのリバウンドを研究中。

  • CDCは、リバウンドはパクスロビドに対する耐性を意味するものでも、ウイルスに再感染したことを意味するものでもないとしている。

  • 6月にCDCは臨床医向けのガイダンスを発表:

    • 短期間の症状の戻りは、治療とは無関係に、ある人々におけるコロナ感染の自然史の一部であるかもしれない。

    • 追加の治療が必要であるという証拠はない。

    • リバウンドの症状は入院を必要とするほどではなく、一次感染時に経験した症状よりも軽い傾向があることが報告されている。

    • リバウンドを経験した人は追加5日間の隔離を推奨

  • ロバーツ博士は、「パックスロビドは感染初期に複製を抑制するため、免疫系がウイルスの全容を知る機会がなかったという仮説がある」。

  • 科学者たちは、より長い治療期間、より長い隔離期間、その他の問題管理方法の効果を研究していると、ロバーツ博士は付け加えた。

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