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“撮る”が楽しくなる FUJIFILM XE-4

こんにちは。繭です。

3月にFUJIFILMさんから『XE-4』を1日お借りして東京駅周辺を撮影してきました。

FUJIFILMさんは自社のショールームで無料(一部有料)の機材貸し出しをおこなっているんですよね〜。
使ったことのないメーカーのカメラはやっぱり一度使ってみてから購入検討をしたいから助かるサービスですよね。
FUJIFILM Imaging Plazaの無料貸し出しについてはこちらから↓↓↓


さてこのXE-4。デジカメWatchの速報を見た時から「顔がいい〜!!!」と思って気になっているカメラでした。


元々FUJIFILMのカメラには憧れがあって、
レトロモダンな見た目がかっこいい!
フィルム時代からの色味が独特で唯一無二感がある!
写真を本当に楽しみたい人向けのトガったカメラを作っている!

という印象がありました。

しかしながら、いざFUJIFILMでほどよいスペックとサイズ感と好みの見た目で探すもなかなかドンピシャがない…。
そうこう言っているうちに、SONY、Canonを売ったり買ったりしてカメラ遍歴は濃くなるばかり。

そんなある日ドンピシャなサイズ感と見た目のXE-4が発表されました。
このカメラを見に何度ビッカメとヨドバシに通ったことか。
本当はCP+でいじりまくろうと思っていたのですが、今年はオンライン開催とのことで、実機は触れず。
もうロクに触らずに買っちまうか!?とヤケになっていたところ、FUJIFILMさん公式がカメラの貸し出しをしていることを知って早速電話して予約をしました。
電話対応も丁寧で、当日借りに行った時もとても親切に対応してくださいました。

さて東京駅西側丸の内にあるイメージングプラザで朝10時にカメラを借り、17時に返却。
7時間の中で最大限XE-4を使い倒さねば。
ということで1日の撮影スケジュールを計画しました。


11:00 カフェでセッティングタイム

初めて触るカメラを持ったらまず最初にやるのはMENU画面総なめして、このカメラの機能とカスタマイズ項目の把握ですよね!!(マニアックすぎる)
まずはゆっくり腰を据えてカメラのセッティングをすべく、KITTE内のカフェに行きました。

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FUJIFILMのカメラはやはりフィルムシミュレーションの機能が目玉です。
今回は『クラシックネガ』というフィルターが気に入ったのですべてこれで撮りました。
RAWでも撮りましたが、今回はJPEG撮って出しを掲載します!

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12:00 KITTE

『クラシックネガ』の青みがかった色合いと、黒が締まったコントラストの高い絵作りはKITTEのこの場所を撮るのにぴったりなのでは!?と思い激写しまくりました。

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そして持参した8GBのSDカードはあっという間にいっぱいに。
メイクポーチを漁ると16GBのSDが出てきて事なきを得ました 笑


13:00 東京駅

さて建物内はたくさん撮れた。
街並みでも撮るかと東京駅の西側を探索に。
普段風景スナップはほぼ撮らないけどこういう仰々しくないオシャレなカメラがあると街中が色鮮やかに見える!

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むしろ撮りたいものが多すぎて10m進むのにも時間がかかるぐらい 笑


15:00 ジョエルロブションランチ

外食した時にスマートにいい写真が残せるカメラを探していたこともあり、ランチ写真はメインテーマでした。
元々行こうと思っていた「タイーム」というイスラエル料理屋さんはランチのラストオーダーが14:30までで入れず。

撮影に熱中してランチタイムを逃す痛恨のミス。
しょうがないので映えそうなごはんが食べられるカフェを探すことに。

東京駅側に少し戻ったところに丸の内パークビルディングという商業施設を発見。
三菱一号館美術館が入っていて雰囲気のある造りになっていました。
その中にあるジョエルロブションカフェに入りました 笑
ここもめちゃ待たされたけどどうにかガレットとケーキにありつけました。

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16:30 返却

ジョエルロブションを後にし、近所をぶらぶらしながらイメージングプラザへ。
8GBと16GBのSDカードがいっぱいになり、1枚も撮れなくなったところで16時。
1時間早いけど返却しました。

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使ってみて

■プロダクト ★★★★☆
・シンプルな見た目が◎
 グリップがなく長時間カメラを握っていると疲れますが
 スナップ向けのカメラのためそんなに気になりません。
・かなり軽く、見た目がいいため持ち歩きたくなる。
・ボタンがどれも小さく、上品だけどとっさに少し押しにくい。

■成果物(写真) ★★★☆☆
・フィルムシミュレーションの色合いが最高!
 RAWで撮ってLightroomで現像する手間ってなんだったんだ!?
 と思わせるほどフィルムシミュレーションの色味がドンピシャでした。
 カメラ内でもハイライト、シャドウの細かなコントロールができたり、
 JPEG撮って出しに強いカメラという印象でした。
 ただ、今までの自分の写真のテイストとはかなり異なるため、
 このカメラを導入したら専用のインスタアカを立てないとな~とは。
・ファイルサイズが大きいかも?
 今回持って行った8GBと16GBのSDカードが1日でいっぱいになりました。
 調べてみると普段使っているフルサイズのEOSR 6のRAWデータと、
 APS-C機のXE-4のRAWデータはさほど容量が変わりませんでした。
 データの扱いやすさを求めてAPS-Cを考えていたので、
 データ容量がフルサイズとそんな変わらないとなると
 ちょっと考えますね。

■機能 ★★★☆☆
・電子ズームが遅い。
 キットレンズはバランスがいいけどズームが遅いし、あまりボケない。
 換算35-50mm程度の単焦点と組み合わせたほうがいいかも。
・丁寧なUIが好印象。
 カメラを横持ち、縦持ちでそれぞれ液晶のUI表示が特化されたりと
 丁寧な作りこみが印象的でした。
・ただしメニューは難しい!
 普段EOSの使い勝手に慣れているからか、設定に手間取りました。
 Qメニューの項目移動と設定値の変更に使うハードキーを覚えるのに
 まず一苦労。
 Qメニューからフィルムシミュレーションするとライブビューが見えない
 けどMENU画面からだとライブビューで色味が確認できて
 フィルムの説明が読める…など
 同じ機能でも表示が違ったりして難しい。
・シャッター音がよくない。
 ミラーレスなのでシャッター音は電子音なのですが、
 舌打ちのような高めの音で、あまり好きじゃありませんでした。
 シャッター音は3つから選べますが、どれも音程の違う舌打ち音で、
 結局シャッター音OFFに落ち着きました。
 もっとクラシックな重厚感ある音がよかった~。 

■体験 ★★★★★
・このカメラは常に持ち歩いて写真を撮るにはピッタリのカメラでした。
 ファッショナブルでカメラバックに入れるのはもったいない。
 首からかけておくのがかっこいい。
 常に手に取りやすい場所に出してあるからシャッターチャンスには
 すぐ対応できる。
 だから周りがクリアに見えてあちこちにトキメキが見つかる。
 日々がキラキラして見えるようになるカメラでした。

とまあこんな感じで、丸1日XE-4を使い倒してきました。
夕方にはすでに「自分のもの」あるいは「自分の体の一部」ぐらいの気持ちになっていて、返すのが惜しいぐらいでした 笑

わたしのライフスタイルにはかなり合うカメラで、真剣に欲しいと思いました。
ネックは今までの写真と統一感がなくなってしまうことぐらいでしょうか。
スナップ専用機としてしまうのももったいないしな…という贅沢な悩みがあるぐらい。

ひとまず即決購入は保留。
運命のカメラ探しは続くのであった 笑

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