見出し画像

Youtubeをザッピングして見つけたお気に入りの曲を紹介(邦楽編)

ごく稀に気が向いた時だけレコードプレーヤーを動かす様な今日この頃…
レコード屋に入り浸ったり、ネットショップの視聴音源をひたすら聴き漁っていた若い頃と違って新しい曲に触れる機会が減りつつある私にとってはYoutubeが気軽に知らなかった曲に出会える場になっています。

古い曲も新しい曲も新譜のように聴き漁れるのは大量の音楽ソースにアクセス可能な時代だからこそできる贅沢ではないでしょうか…
一方で膨大すぎる情報量とアルゴリズムによる偏差で出会えていない曲もあったりすると思います。
特別レアな曲を取り上げてる訳ではありませんが、意外に見過ごしてたりすることもあると思います…
一つの出会うキッカケとして私がYoutubeで見つけたお気に入りの曲リストを紹介してみようと思います。



never young beach - 明るい未来

聴けば聴くほど好きになっていく気がします。
どこか沖縄っぽいニュアンスも感じるボーカルと開放的で前向きなサウンドが心地良い名曲です。


muque - ブルーライト

今後の活動を一番楽しみにしているアーティストです!!
サムネイルに惹かれて聴いてみたらどハマりしましたが、他にもノレる曲をいっぱいリリースしていました。
音楽性の振り幅もありつつ、核となるポップさに耳馴染みの良さを感じます。
結成が2022年となっていたので、まだそこまで有名にはなってないっぽいですが…他の曲やライブ映像などを見てもブレイクするのは間違いなさそうなんで、今まさにその途上なんじゃないかと思っています。


Special Days feat. 藤井隆 & ピーナッツくん - Joint Beauty

パフォーマーとしてはもともと凄いなと思ってたけど、楽曲を構成する要素として一番しっくりする形で藤井さんが参加してる曲な気がする…
ピーナッツくんは良く知らんけど、ビジュアルがgood!! ラップもハマってます。


First Love is Never Returned-『OKACHIMACHI FRIDAY NIGHT』

70'sディスコとかハウス、ガラージクラシックやEDMとかを好んで聴く、選曲がアッパー過ぎるとか言われがちな私の好みに合うJ-POPです。
『シューズは脱がないで』も好きです。
そんなつもりで登場させてる訳じゃないと思うけど…無表情なうさぎの着ぐるみはちょっとホラーっぽくて怖い。。。


NORIKI - Do What You Do

シティポップと言われるジャンルや70'sディスコでよく耳にするタイトで華のあるグルーブ感とか好きなんですが…全体的なサウンドの迫力に欠けることが多いので、カバーバージョンの方を好んで聴いたりする曲もあったりします。
ただ、やっぱりオリジナルバージョンでしか感じられない色気やニュアンスがあったりして…


大貫 妙子 - 4:00 AM

まだ生まれてもなかったんですけどね〜…めっちゃ良い曲です。
こちらもシティポップブームのおかげで知ることができました。


LUCKY TAPES - Punch Drunk Love

一昔前の渋谷系的なお洒落さもちょっと感じます。
アッパーな曲ながら丁寧さやマナーを感じる辺り…若者だけではなく、もう少し上の世代でも聴きやすいダンサブルなJPOPという感じがします。


Penthouse - …恋に落ちたら

コーラスワークといい、アレンジといい…匠の技を感じます。
アッパーでノリの良いポップスが好みなんで、この曲ばっかり聴いてますが…
他の曲もいくつか聴いていくと、アーティストとして凄く懐の深い感じがするのと、大きな会場でパフォーマンス映えしそうな楽曲が多いなという印象でした。
野外フェスで見てみたいですね。


kiki vivi lily - 「New Day (feat. Sweet William)」

邦楽というよりはchillミュージックという括りの方がしっくりきそうな気がしますが…めっちゃ好きです。
軽快でファットなグルーブに気の利いたウワモノ、囁く様で芯のあるボーカルも…気持ち良いですね。


Chilli Beans. - Tremolo

軽快でノリの良いポップス感が好きですね。
他にもいくつか聴いてみましたが、アーティストの方向性からすると珍しい部類の曲な気がしました。


Foi - 'Don't play the love song

メロディやノリ、展開やボーカルのキャラクターもしっかり噛み合って完成度の高いポップで惹き込まれる曲に仕上がってる気がします。
見つけた時はテンション上がりましたね〜、何回もループして聴きまくった記憶があります。
『二人の口笛』もお気に入りです。


mewi - 『echo』

シンプルで耳馴染みの良いメロウポップという印象です。
丁寧に気持ちを込めて書いたんやろうなと感じる歌詞が魅力的で、自然と聴き入ってしまいます。


Ms.OOJA - フライディ・チャイナタウン

金髪豚野郎でお馴染み、泰葉さんの名曲ですが…
現代的なサウンドで見事にカバーしています。
この人のカバーシリーズは本当に聴きごたえがあるというか、好きですね〜。


杏里 - Good Bye Boogie Dance

言わずもがな、めっちゃ有名な人ですが…あまり聴いたことがありませんでした。
爽やかでありながらアタック感の強いグルーブが気持ち良いです、ドライブしながら良く聴いていますが、古い曲という意識は全然ありませんでしたね。
改めて見返したら40年前のリリースでむしろ驚きました…
時代を超えても色褪せない魅力がある素晴らしい曲なんじゃないでしょうか。


Tokimeki Records feat. ひかり - Sweet Escape

コンセプトが秀逸で、製作物として完成度の高い曲を大量にリリースしてると思います。
牽引力のあるノリやすいグルーブにフックのあるメロディラインが絡むのはめっちゃ好みなんで、お気に入りの曲がいっぱいありますね。
なかでもこの曲はストーリー展開のあるMVも併せて本当に好きですね。



いかがだったでしょうか、基本的にはある程度の知名度があって再生回数を稼いでいる動画がおすすめで表示される事が多いと思うので、特別レアな曲に行き当たってる気はしませんが…人によってセレクトに偏りがある点を上手く活かして、ちょっとでも新たな出会いに役立てて頂けたら幸いです。

Youtubeでザッピングしてて思ったのは、MVを見る楽しみが習慣付いたんじゃないかと云う事と、サムネイルを見て再生するかどうか判断するのはジャケ買いと一緒やなと云う事です。

環境や志向で音楽との接し方は変わるものですが…
リスナーというポジションで考えれば、こんなに多種多様な音楽に容易にアクセスできる今の状況は乗りこなし甲斐があるんじゃないでしょうか。
工夫や縁次第で効率よく豊かな音楽との付き合いを構築できる反面、流されるがままに時間を激しく浪費する危険性も孕んでいる気がします。
煮詰まらんように、ぼちぼち…

ぼちぼち…って良い言葉ですね!
ほな、さいなら。


2024年6月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?