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足助のおばさん in China 10

この週末は3連休だったんですね。帰国してからのことをなーんにも考えていなかった私は、全くそのことを忘れていました。
しかし、実はこの連休は非常にありがたいです。長旅は健常な方にもこたえるものでしょうが、私には過度にくたびれが来ています。昨日も今日も午前中寝たおしました。午後には持ち直すので、何とかやってます。
さて、北京の2日目です。この日が今回の訪中の最大のイベント「漢俳・連句 交流シンポジウム」だったんです。この日は私は日本から持参した和服で臨みましたよ。
午前中が中国・漢俳協会の会長からの前回の訪中(10年前)から今までの歩みの説明がありました。
ここで「漢俳(かんぱい)」について少し説明しましょう。
ご存知の通り、漢詩には非常に細かな決まりごとがあります。そして、杜甫李白の時代から現代にいたるまで多くの漢詩作者がいらっしゃるそうです。
それに対して、「ハイク」というのは、もはや全世界的に知られた短詩形文学で、「俳句」に触発されて新しい漢詩の模索形として考案されたのが「漢俳」ということになるようです。文字数は「5・7・5」の17文字ですが、「俳句」違って情報量が断然多いです。しかし、漢俳愛好者は順調に数を増しているというお話でした。
余談ですが、この報告は中国からのものにも関わらず、日本語で行われ、日本語のわからない中国側の出席者に向けて、中国語の通訳がつけられました。(2012年9月16日 記)

(元ブログ 3連休: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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