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足助のおばさん in 熱海 3

MOA美術館には、カフェとレストランと和食処が併設されています。和食のお店こそ閉店していましたが、人込みの熱海駅に戻るより間違いなく座って食事ができるはずです。夫のわがままを言下に封殺して娘と3人でレストランの入場を待ちました。

美術館全体眺望のいい作りでしたが、レストランは輪をかけて絶景です。椅子席もわざわざ窓の外を眺めるように設えてあります。食事としては軽めの「キッシュ」とサラダのセットをいただきました。夫は和食を所望していましたが、それは宿でのお楽しみです。

美術館から駅へはバスで戻りました。ICカードを持たない夫は小銭を用意しました。(200円でした)。バスは立ち乗りの乗客もいるくらいの満員です。実はこの日の夜は花火の打ち上げがあって、常より観光客が多かったのです。3連休ですから、3人(二日目は4人)の宿をとってくれた娘もぎりぎりだったはずです。

熱海駅から「月の栖聚楽」までは歩いて5分です。翌朝早く帰る私のために駅近の宿を手配してくれたのでした。駅前のコンビニで夫は愛飲しているワンカップ焼酎を買い込みました。チェックインが3時でしたので、まだ明るかったですが宿に戻りました。

「月の栖聚楽」は前日の「LIVENAX熱海」とは打って変わった和風の宿でした。フロントでお部屋担当の仲居さんがあいさつに見えて、その後一切の面倒を見ていただきました。部屋は大きなガラスをはめ込んだ、まさに「花火を見るための部屋」でした。我が家の座敷より広い畳の部屋で、食事をいただいて布団も敷いてもらう段取りです。息子が合流するのが午後6時の予定でしたので、一度部屋に落ち着いてから、娘は熱海プリンを買いに出かけました。ガラス瓶に入ったプリンはたいそうおいしそうでしたが、私は見ていただけです。

部屋に置いてある案内を見ると、館内でマッサージサービスが提供されています。一昨年沖縄の「猿人の湯」でもエステを頼みましたが、早速フロントに電話をしたところ「午後9時から対応」とのことでした。(続く)(2024年2月29日 記)

(元ブログ 家族で熱海 3: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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