【お金と労働の教育】教員として何を伝えるべきか
みなさん、こんにちは。すけ〜りょです。
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昨日ふと思ったことをTwitterで呟いたのですが、個人的にすごく大切な事だなと思ったので今回その真意を少しnoteに書きたいと思いました。
(#あんまりいいねがなくて寂しかったので優しい人は僕をフォローしていいねしてください!)
高校生の担任として思うこと
僕が勤めている学校は進学する生徒ばかりではなく、就職する生徒が3分の1ほどいます。
また、進学をする生徒も3分の2ほどいるのですが、推薦入試が主軸であるので、早い人で11月くらいには大学に合格している状態になります。
そのような環境の中で、生徒が何を学ぶべきかを考えたとき、僕はお金を稼ぐということについて深く教えてあげる必要があると思っています。
いわゆる進学校などは生徒が大学受験に向けた勉強をしていかなればならないので、受験勉強という呪縛に縛られますが、僕の学校はその呪縛がありません。
だから、試験の為の勉強を一生懸命するよりも、社会に直結するような知識や心を身につけつた方がよっぽど身になると個人的には思っています。
(#受験勉強が悪いとは決して思ってないです!)
もちろん就職する生徒ばかりではないので、そのような勉強よりも基礎学力が大事だろ!と言ったような議論もあると思いますが、これは個人的な持論として捉えて下さい。
ただ、進学して大学に行く生徒も数年後には必ず就職する場面が訪れます。
だからこそ、
#働くとは何か ?
という事について高校生の頃から深く理解する必要があるのではないでしょうか?
お金をいただくということ
基本的に就職してお金をもらうという概念をどのように捉えればいいのかを全く考えないで働いている人が数多くいると思います。
バイト感覚で、自分の仕事を時給換算してしまっている人も多いのではないでしょうか?
もちろんアルバイトも大切な仕事です。ただ、アルバイトの基準はその人の労働力と時間に対して給料が出ます。
簡単に言うのであれば、時間の切り売りと考えた方がいい。
(#もちろんそこにコミットしていればスキルは確実に身に付きます。ただ、マジョリティとしてのアルバイトをイメージしてください。)
だからこそアルバイトは自分の時間を提供することがいわゆる社会貢献というニュアンスにつながってきます。
働くという事は時間の切り売りではなく、あくまでも
「成果に対する対価としてお金を使っている」
という感覚の方が近いと思います。そして、
「社会貢献をすることによる対価」
でもあります。
だから、働き方改革のように妙に労働時間にフォーカスしていると労働の本質が分からなくなってくるのでそこに縛られてはいけません。
要は、成果を出せば時間は関係ないのです。
逆を言うのであれば、成果が出なければ仕事は終わらないですし、ノルマをこなせないのであればこなすまでやるしかないのです。
このような言い方だと世知辛く感じるかもしれませんが、基本的には個人が達成できる課題しか与えられないはずなので、それができる人はもっと上を目指せばいいですし、できない人は自分にあったノルマを提供してくれる職場に転職すればいいだけです。
とにかく、仕事というものの本質を捉え、その上で自分の考え方で仕事をすればいいと思います。
だからこそ、そのベースを高校時代にしっかりと培う必要があるというのが僕の結論です。
まとめ
労働の本質を理解した上で仕事に取り組む
労働の本質とは・・・・
1.労働とは時間の切り売りではない
2.成果の報酬としてお金を使っている
3.以上を踏まえた上で自分なりのパフォーマンスを示す
この3点をしっかりと高校時代に理解させて社会に出してあげる必要があると僕は思っています。
日本は資本主義なので自分でお金を生み出せる能力が求められます。
資本主義の社会に生徒を出す為に学校がある
ここから逆算して考えるので有れば、学校教育でお金を生み出す考え方を教えてあげる必要があります。
そして、そええを教える教員はお金を自らの力で稼ぐという体験をした方がいいと個人的に思っています。
だからこそ、僕は教員の副業が推奨されるといいと思いますし、
もしそれが難しいのであれば、教育の現場に経営者や社会人が「お金の教育」を行う機会を作るからがいいと思います。
とにかく、より実践に近い形でトレーニングをしていく必要があると思うので、基礎学力の向上に加え、現代の学校教育には労働やお金の教育を入れていかなければならないと思っています。
僕は、様々な取り組みを通じて多様な社会をよりよくできるように、そして未来を担う子供達がより豊かになるように頑張っていきたいと思います。
そして最後に、
働き方改革に疑問を持て!
以上!
現場からは以上でーす。
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