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老子の教え

こんばんわ、のっぽです‼️

「人生に上下も勝ち負けもありません」
という1冊を読み、色々気づいた点を整理したいと思います。

☆概要

精神科医の野村先生が、老子の教えを基に書いた1冊です。
中国の春秋戦国時代を代表する思想家が、孔子と老子。
孔子の論語は有名で、自らを厳しく戒める思想。
これに対して老子は、自然体で良い意味で緩く立ち回る思想だそうです。
この自然体でいい、という思想を現代に置き換え翻訳したのが、この1冊です。

☆ジャッジフリー

自然体という基本スタンスを基に、
判断しない比較しないというのが根底の考え方。
そもそも、判断は相対的なもので絶対的なものではない。
ある瞬間だけ切り取って、判断しない優劣を決める事に意味はない、という事です。

無用な判断ばかり気にしていると、
劣等意識、被害者意識、完璧主義、執着主義に代表される4つの問題を抱えてしまう。
そんな傾向を持つ人には、老子の思考が安らぎを与えてくれるという事です。

☆塩むすびの思考

老子の言葉を基に、取るべき32種類の思考が紹介されています。
その中で、一番響いたのが、塩むすびの思考。

老子の言葉は、
「足るを知れば辱められず 止まるを知れば殆うからず」
何をもって満足とするのか。
そのためには、感じ方が大切。
そして、感じる事が出来る、気づく事が出来る事が大切。
要約すると、そんな事が書かれています。

一つの事象について、どう感じるか、そして感じられるか気付けるか。
全ては、自分自身次第です。
決して、周りに踊らされる事なく、また周りのせいにする事なく、常に自分軸で進む事で人生が豊かになっていく。
そんな風に理解をしました。

その他、温かみのある31個の思考がユーモアたっぷりに書いてあります。
宜しければ、お手にとってみてください。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました😊
では、また👍

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