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忘れ物の女王
私は小学生の頃、クラスで忘れ物の女王でした。
そう読んだのは低学年の時の担任の先生。
すごく不名誉な呼ばれ方だったけど、どうしようもないくらい毎日忘れ物をしていました。
クラスで忘れ物をしたら一つシールを貼っていて、私は1人だけその表からシールがはみ出していました。
誰から見ても私だけ忘れ物の数が多いと分かりました。
自分でもまずいとは思っていたが、どう頑張っても忘れ物は無くなリませんでした。
一念発起したのは、社会人になってから。
これまでと同じように忘れ物を繰り返していたら、研修は全く参加できない、仕事も準備したものがなくてちゃんとやれない、周りからの評価がガタ落ちでした。
自分がこれでもか、と困ってから動くのが私なので、そこでどうするかやっと考えました。
よく言われる「前の日に準備しておく」。
やってみるとそれが一番。
前日に全てのものを一つのバックにつめておく、ということ。
当日はそれを持っていくだけ。
ポイントは6つ。
①全部詰めておく
後で詰めようと思ったものは大体入れ忘れます。
②1つのバックに詰める
2つ以上あると持っていき忘れます。
③手提げにはしない
手で持つ荷物は、床に置いてしまったらそのままそこに置いてきてしまうので。
④チャックでしまるバック
常に開いていると、そこから物が落ちても気づかないし、慌てると大体中身をぶちまけてしまうので。
⑤リストを作る
いつもと違う準備の時は、持ち物リストを作り、それと照らし合わせながら準備しないと、何かが抜けます。
⑥荷物の置き場所をいつも同じところにする
すぐに物を無くすので、置き場所が違うと荷物を持っていくどころか、どこにあるのか朝から探すことになってしまうので。
これをやってから、忘れ物は格段に減りました。
こんなこと、やっている人は自然にやれているんだと思います。
なので、特に目新しいことではないかもしれません。
でも、私はすごく頑張ってやろうとしないとできません。
この6つのポイントをいつもチェックしながら毎回荷物の準備をしています。
たまに疲れてやらなかった時は忘れますが、完璧を求めすぎると潰れてしまうので、「仕方ない」とその時どうやり過ごすか考えることにしています。
以上、忘れ物の女王が忘れ物をほとんどしなくなった話でした。
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