幸せがずっと続く12の行動習慣/ソニア・リュボミアスキー

幸福になるための知識と実用的な行動習慣が詰まった良書。
半分は遺伝と割り切り、環境に大きく左右されず、結局は自分自身。
「感謝」「楽観」「人と比較しない」は、幸せの3原則かもしれない。
人間関係を育てる、人を許す意味は、今後の人生にとって大切な気付き。
親切、人生を味わう、目標達成力など、自分に足りない部分を知る。
2023.1.23

◎MEMO
幸福度の50%が遺伝に起因する。
環境が素晴らしくても、実際の満足感はたった10%。
自分で変えられる40%に集中する。
幸福の泉は、いかに行動し、何を考え、どんな目標を立てるかによる。
幸せになるための秘訣は、どの方法や行動が自分に最適か突き止めること。
1. 感謝の気持ちを表わす。
幸福度を高めるためには、週に一度「感謝日記」をつける。
2. 楽観的になる。
楽観とは、ネガティブなものを否定し、好ましくない情報を避けることではく、コントロールできない状況を、コントロールしようとすることでもない。
3. 考えすぎない、他人と比較しない。
1年後にも重要なことかどうか、大きな視野で見る。
人をうらやましく思っていたら、幸せにはなれない。
社会的比較に注意を向けすぎると、傷つきやすく不安を感じる。
4. 親切にする。
親切には正しいやり方とタイミングがある。
5. 人間関係を育てる。
時間をかけ、悪口・陰口をいわず、秘密を守り、厚意に報いる。
6. ストレスや悩みへの対抗策を練る。
トラウマにプラス面を見出すことが、真の意味での人間の変化につながる。
7. 人を許す。
許しとは、自分のために行うものであって、傷つけた人のために行うものではない。
8. 熱中できる活動を増やす。
幸福な人生は、自分がやっていることに完全に没頭することによってつくられる。
9. 人生の喜びを深く味わう。
ありふれた経験を楽しみ、ほろ苦い経験を探し、思い出にふける。
10. 目標達成に全力を尽くす。
行動や目標に柔軟に対応できる能力は、貴重なスキル。
幸福とは、目標を追い求めることから生まれるのであって、目標の達成からは生まれない。
11. 内面的なものを大切にする。
信仰やスピリチュアル、精神的なものが恩恵を与える。
12. 身体を大切にする。―瞑想と運動
不安感を減らして、気分を向上させるホルモンを増加させる。
幸せな人のように振る舞うと、幸福の恩恵を得られる。


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