マインドフルネスストレス低減法/ジョン・カバットジン

マインドフルネスの概念や取組を学ぶには最適。
基本的な態度や方法は、仕事など日常生活でも取り入れたい。
もし病んでしまったら、読み返す時かもしれない。
ただし瞑想の実践に、活字は不向きのように感じる。
どの書物にも共通しているのは、習慣化することの重要性。

◎MEMO
今、自分が存在している場所で真実を見つけられないなら、どこに真実があるのか。
人はそれぞれのやっかいごとだらけの人生をかかえて生きている。
瞑想の本質は宗教を超えた普遍的なもの。
今という瞬間を意識的に生きる。
瞑想は得体の知れないものではなく、生活の中で体験しているもの。
自分が知らないということを知る。
瞑想を適当に行うのなら、安定とリラクゼーションを得るのは難しい。
疑いながらも、何でも受け入れようとする人に一番効果が現れる。
▼ マインドフルネス瞑想法の基本的な7つの態度
 1. 自分で評価をくださないこと
 2. 忍耐強いこと
 3. 初心を忘れないこと
 4. 自分を信じること
 5. むやみに努力しないこと
 6. 受け入れること
 7. とらわれないこと
呼吸法を生活の友にしよう。
痛みと共に生きる姿勢を養う。
意図的に何もしない時間を作る。
現在に入り込み、時間から抜けだす。
▼ 時間の束縛から抜け出すための4つの方法
 1. 何が必要なのかを見定める
 2. 現在という時間の中で生きる
 3. 瞑想を行う
 4. 生活をシンプルにする
感情をもつことは悪いことでも良いことでもない。
仕事を瞑想トレーニングの一部と考える。
仕事の内容や好き嫌いに関わらず意識的にとらえる。
呼吸に注意を集中し、心の中で微笑んでいるつもりでいる。
全体的な視野をもつと、本質が見える。
成果への期待を手放し、あるがままに生きる。
何もしない、無理に励まない。

2022.11.10


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