世界のエリートがやっている 最高の休息法/久賀谷 亮

これまで読んできたマインドフルネス関連と重複することが多い。
つまり重要な要素が羅列された良書であり、あらためて復習になった。
後半の物語形式も読みやすく、理解を深めることにつながった。
雑念が脳を疲れさせる。何もしないことも重要。そして習慣化。
「静かな心を持つと、内面にある叡智が目覚める」そうありたい。

◎MEMO
脳は体重の2%の大きさにも関わらず、身体が消費する全エネルギーの20%を使う。
脳の消費エネルギーの大半は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)で使う。
自分の内面が休まらなければ、本当の休息にはならない。
背中はシャッキリ、お腹はゆったり。
脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれる。
脳を変えるには習慣が第一。
就寝・起床の時間を一定にする。
一度目が覚めたらベットを出る。
寝室をリラックスできる環境にする。
オン・オフの切替の儀式を持つ。
レイジー・デー(怠ける日)を設ける。
雑念(モンキーマインド)が疲労を呼ぶ。
考えに対して傍観者であり続けること。
考えている自分と考えていることを同一視しない。
チームや組織を動かしていく上では自我が邪魔になる。
世の中とはそういうものだ。
ほとんどの苦難は、将来への不安で水増しされている。
競争に負けたくないという気持ちが、脳を疲弊させる。
幸福の48%は遺伝。だから感謝が重要。
静かな心を持つと、内面にある叡智が目覚める。

2022.11.13


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