できる人は必ず持っている一流の気くばり力|安田 正

何冊か読んだ気づかい本のなかでもピカイチ。
特にビジネス目線での助言が多く、腑に落ちる内容ばかり。
できる人には、当てはまる項目が確かに多い。
今まで学んでこなかったことに、今さらながら気がついた。
年齢に関係なく、もう一度、読み返すべき書。
2023.7.27

◎MEMO
気くばりに大切なのは「俯瞰」「共感」「サービス精神」「尊重」。
気くばり力は「総合力」。
そのとき、求められていることの「一歩先」を読む。
相手目線で、仕事の「スケジュール」を組む。
人に頼むときは、「お願いします」ではなく「お願いできますか?」
一緒に仕事をしやすいと思わせたら、勝ち。
人に頼まらなければならない仕事は最優先。自分でできることは後回し。
相手を観察し、タイミングよく話しかけ、その人の傾向を理解する。
打合せ・商談・接待中は、コンマ数秒の気を抜かない。
お礼こそ「即・送信」
受動はつらい。能動は楽しい。
ひと声かける「勇気」と「手間」を惜しまない。
相手の「立場」から「感情」を想像する。
言いにくいことの前に、「勉強になりました」のひと言でワンクッション。
労力・努力への「ねぎらいの気持ち」をさりげなく伝える。
人のためにお金を使うと、驚くほどいいことがある。
指摘されないことほど怖いものはない。
自分が話したい話ではなく、相手が聞きたい話をする。
無意味な感情論ではなく、未来的思考の提案をする。
トラブルの処理では、両方のメンツを考える。
両方の気持ちをまず「受け止める」こと。
会話では期待されている「3割増のリアクション」を。
相手の名前を意識して呼ぶ。
名刺は相手の分身として扱う。
考えが違っても、すぐに反論はせず、一度は素直に受け入れてみる。
何があっても「相手より先」に待ち合わせ場所に到着。
手柄を人に譲り、花を持たせることを惜しまない。


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