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軍艦島に行った

10月に仕事で福岡に行く機会があり、休みを利用して自費で延泊して九州を観光した。福岡、佐賀、長崎に行った。

3日延泊したので、まあまあお金がかかったが、一回は「軍艦島」というものを見たくて行ってみた。

軍艦島は、石炭が主要なエネルギー資源であったときの炭鉱施設であり、本当の名前は「端島(はしま)」という。

軍艦島は色んな気になる要素がある。過去に世界一の人口密度の島だったことや、日本初の鉄筋コンクリートのアパートがあったこと。最近では、実写の「進撃の巨人」の舞台や、007の島のモデルになっている。

ながさき
雨降っていた

軍艦島には長崎の港から、1時間くらいかけてツアーで行くことができる。

船内

ツアーへはネットから事前予約が必要で、1週間前でギリギリ予約ができた。

5,60人くらい乗れそうな船で行く。
この船は行きは右側に乗った方が景色がいいらしく、どんどん右側から席が埋まっていったので、同じように座った。

案内中はガイドの方が港や島を説明してくれるのだが、確かに「右側をご覧ください」が多かった気がする。

造船所だ。ワンピースの中でしか知らなかった。

直接、軍艦島に向かわず、トイレ休憩で「高島」に降りる。

高島
高島のミラー


模型

この「高島」には軍艦島の模型があり、ここで軍艦島の全体像を模型を見ながら説明を受けた。

軍艦島

ちなみにこの「高島」はめっちゃ猫がいた。一箇所に20匹くらいいた気がした。

猫めっちゃいた。

島の人口は400名ほどらしいが、島民よりも猫の方を見かけた。
「高島」を出ていよいよ軍艦島へ。


おっ!
あれが
軍艦島か!
着いた!

島を船からぐるっと一周したあと、島に停まった。ここからだいたい30分ほどのツアーになる。


上陸後、入り口にデカいカラスがいて、観光客が上陸すると、「カァー」と鳴いた。

入り口のカラス

実際には見れなかったが、軍艦島には石炭を取るために地下1,000m以上の穴があるらしい。
当時、仕事に行く人は、エレベーターのようなもので、この穴を降りるわけだが、600mをほぼ垂直降下するらしい。
大体80秒ほどで現場に着くようなのだが初出勤の人は、降下中に気を失う人もいたらしい。600mを垂直降下ってやば過ぎる。

軍艦島

廃墟に詳しいわけではないが、この緑と朽ちた建造物が混ざっている感じはとても印象に残る。

レンガの建物崩れている
こんな感じでツアースタイルで移動


鉄筋コンクリートのアパート、今年台風で一棟崩れたらしい。
トロッコが通っていたところ
赤煉瓦、白いのは潮風によるものらしい
プールがあったところ
浴場があったところ

今は人がいない島であるが、かつてここが人口密度世界一だったと思うと感慨深かった。自分が見た朽ちた場所にはかつて人々が行動していたことを想像した。

一度行けて良かったと思う。


Camera : Sony α7Ⅳ
Lens : SELP1635G

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