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『紛うことなき冬だ』
太陽が昇って
斜めのひかりに照らされて
影が伸びて、
それだけで幸せになれる私はお気楽な奴だ。
過ぎゆく時間を眺めて時計の音を聞いた。
斜めに差し込む光が私を刺す。
止まった思考。
冬は影ばかりが長く伸びる
誰かが追い抜きざまに私にぶつかる
何かに突き放されてゆく
遠くで誰かがわらう
日和見の私、斜めのひかり、伸びた影。
肩を叩かれて振り向いた背後に誰も居ない、
伸びた影が私をわらって、
嗚呼、
もう夜が落ちてくる。
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冬だ、真冬だ。
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嗚呼これは、
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紛うことなき冬だ。
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