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月嶋 真昼
2019年1月12日 00:46
太陽が昇って斜めのひかりに照らされて影が伸びて、それだけで幸せになれる私はお気楽な奴だ。過ぎゆく時間を眺めて時計の音を聞いた。斜めに差し込む光が私を刺す。止まった思考。冬は影ばかりが長く伸びる誰かが追い抜きざまに私にぶつかる何かに突き放されてゆく遠くで誰かがわらう日和見の私、斜めのひかり、伸びた影。肩を叩かれて振り向いた背後に誰も居ない、伸びた影が私をわらって、嗚呼