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【海外大学受験】Step2: 受験校の選定

今回はこちらで書いた海外大学受験の6 Stepのうち、
第2のStepの詳細パートになります。
まずは改めてこのStepに於ける論点を再掲します。

Step2: 受験校の選定

  • 長期目標に対するGAPは何か?

  • そのGAPを埋められるプログラムはどれか?

  • いつそのプログラムを受けるのがベストか?

遂にやってきましたメインとなる学校選びのタイミングです。
今回のポイントは”どの学校を受けるべきか?という
Howの思考は必ず課題の後になる
”ことです。
よくあるのが、やっぱり有名なハーバードでしょ!
いやスタンフォードも捨てがたい!みたいなやつです。
学校名が先に来てしまうパターン。
これ、絶対NGです。

では具体的にどうやって考えていくか?
Step1で留学アドバイザーを雇った皆さんは
基本彼らのアドバイスに従ってください。
なので、このStep以降も含め”自力で進める方”を
前提に記載していきます。

長期目標に対するGAPは何か?

Step1の答えを出している皆さんは、
心の底からこれがやりたい!という情熱を見つけられたと思います。
今一度作成したエッセイを読み返してみてください。
その長期目標を実現するためには、どんな要素が必要でしょうか?
また何があると最短最速でその長期目標にたどり着けるでしょうか?

  • ハード/ソフトスキル

  • 実務経験

  • 特定の知見

  • 人的なネットワーク

最初は大カテゴリを洗い出してみて(MECEとか気にせず大丈夫です…)
そのあと具体的に掘り下げて考えてみましょう。
書き出せたら特に重要な要素3つくらいをピックアップしてください。
いかがですか?今の自分はその要素を持っていますか?

YESなあなた、今すぐ受験を辞めて長期目標を目指してください。
受験して学校に行く時間が無駄です。むしろ邪魔になってしまいます。
Noなあなたは何が不足しているかしっかりとメモに残しましょう。

そのGAPを埋められるプログラムはどれか?

続いてどの”プログラム”が最も自分にとって必要か?を考えます。
決して学校名ではないことに注意して下さい。プログラムです。
プログラムってなんでしょう?な方は
各大学が用意している特定の学位を取得するコースだと思ってください。

今あなたの目の前には具体的なGAPが見えています。
それってどういうプログラムであれば身に着けられそうですか?
例えば、営業経験ばかりで経営視点が不足している場合は
当然経営知識が欲しいから俯瞰的に学べるMBAが該当するかなぁ。
もっと言うと将来は日本で小さい規模のビジネスを自分でやりたいし
大企業的にあるようなべスプラばかり学ぶのではなく
授業で実際に起業までいけちゃうような実践的な学び方が嬉しいな。
特にその授業を通じて、VCや銀行とも関係が作れて資金調達や
ビジネスプランまで学生の間に詰めきりたいかも!

こんな風に自分がGAPとなっている要素を埋めるための
具体的で理想的な学校生活を妄想した上で言語化してください。
そしたら後はGoogle先生やChatGPT先生に聞いてみてください。
あるいは、”起業”というゴールがあるのならその分野で有名な大学のHPで
開講しているプログラムを直接見て合うかどうか見るのもありです。

いつそのプログラムを受けるのがベストか?

入りたいプログラムまで決まったところで一旦現実に戻ります。
いつ入学するのがベストなのでしょうか?
大学は長時間拘束されますし、受験自体も日本と違って1年以上(長い人は3年とかの人も)かかります。
さらに言うと、海外の大学は宿題や課題の量が半端じゃないです。
学生時代を日本の大学生並みに謳歌することは困難です。
(アメリカだと成績悪い人=強制退学もあって本当に厳しいです)
おまけに学費も年間1,000万円を超えたりと負担はかなりのものです。

そんな中でどうやって決めるのか?
ご家族(旦那さん/ 奥さま/ お子さん)それぞれの事情、
仕事の都合や受験情勢の変化(コロナでテスト免除を狙いたい!など)、
こういった評価軸を一覧化してみてください。
そうしたら20XX年入学ケースみたいな形でシナリオを複数作り、
実際に評価して優先順位を見てみましょう。
自ずといつがベストなのか分かってくるはずです。

以上でターゲットとなる受験校が決まるはずです。お疲れさまでした。
遂に受験のスケジュールの箱ができ、本格的に受験生になりますね!
この勢いで残りのStepも頑張っていきましょう。

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