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カヴィータ
2020年5月3日 16:36
高校生の時に訳した伊勢物語の一部を書きます。むかし、惟喬の親王と申す親王おはしましけり(むかし、惟喬の親王と申し上げる親王がいらっしゃった)。毎ごとの桜の花ざかりには、その宴へなむおはしましける(毎年花ざかりには、その離宮へいらっしゃった)。その時、右の馬の頭なるとを、常にゐておはしましけり(そのとき、在原業平であった人を、常に連れていらっしゃった)。時世へて久しくなりにければ、そ