「今世で君と出逢えた」それだけでこの星に優しくなれるから | 写真と短歌 56 古性のち | Noci Kosho 2023年10月26日 03:39 毎日ひとつ、短歌をつくっています。今週の短歌をまとめてみました。手離した数だけ脆くなるのなら 孤独など星の裂け目に注いで星々の嗚咽を包むおごそかな 光年を渡る月の抱擁苺ジャムたっぷり塗ったトーストに 微睡添えてここからはじめよ叶わない恋に意味がなくてもいい 来世もどうか同じ世界で美しくなるばかりの記憶の海に溺れ ひとりほの甘い底で消えていく夢と夢でないものの 境い目で揺蕩う口笛と共に「今世で君と出逢えた」 それだけでこの星に優しくなれるから過去作 言葉と思考があつまるメンバーシップ運営しています ダウンロード copy #写真 #短歌 #古性のち 56 いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。 サポート