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それが何かを大きく変えなかったとしても(#ときめくトルコのおすそわけ)

2019年の8月16日から約3週間ほど、トルコを旅していた私。
(前半は伊佐知美さんと一緒だった)

初トルコだったのだけど、街にあふれる可愛いもの祭にやられまくって、街を歩いているだけで胸がどうしようもなく高鳴ってしまって。バザール(お店、お店、お店が並ぶマーケットみたいなところ)を歩いている時なんか、頭の中がピンクとか水色とか黄色とか、カラフルな花が咲きまくる花畑だった。同じ道を何度も何度も繰り返し歩きたくなってしまう、そんなイスタンブールの街が大好きすぎて。

もうこれは、帰ったら絶対に絶対に絶対に!
みんなにおすそわけしよう!と決めていた(もはや何か使命感すらあった)
「おみやげを売る」ではなくて、おすそ分け。ときめきのおすそ分けだ。
それをする上で決めていたマイルールは3つ。

・同じ商品を沢山買わないこと
・価格問わず本当に心がときめいたものだけ購入すること
・自分の足で歩いて探すこと

なんとなくSNSで「これは売れるかも」「これは売れないかも」は推し量れたものの、そんな表面的な数字の基準ではなくて、わたしが良い!好き!と思うときめくもの。それだけを届けよう、届けたい、と考えていた。
それはエゴでもあるかもしれないのだけど「物を売る」「届ける」って、自分が100%イエスと言えるものじゃないと気持ち悪い。そんなの売りたくなかった。

だからそんな想いを持って、帰国後、10月26日(土)に開催した「#ときめくトルコのおすそわけ」は、私にとって最高に思い入れがあるイベントとなった。


朝10時。開店と同時にはじまるおすそわけ

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2日前から仲間たちと文字通りボロボロになりながら(大変だったわけじゃなくて、私が出張でいなかった)オープンしたこのイベントは、開店の10時前からお客さんが並んでくれていて。
わたしも、一緒に準備していた仲間たちも嬉しさと緊張であわあわ(笑)

写真を撮るのも忘れ、気づけばお昼前には大半の商品がおすそ分けされていった。
ひとつひとつには値段と一緒に専用のストーリーを付けて
(これもね、写真撮るの忘れちゃった 笑)
どこで出会ったとか、どうやって出会ったとか。
なるべく丁寧に、事細かに書き記した。

みんなが笑顔で「これ欲しかったんです」「一目惚れしました」
って言いながら自分が選んだおみやげ達を連れて帰ってくれて、何だかあの日、私がトルコで感じたワクワクをそのまま伝えられたような気になって、ホッとして、ちょっと嬉しくて。泣きました。

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数セットまだあるので11月に通販するかも

「あ、写真もおきたいな」と思い立ち、お気に入りの写真を5枚セットでシークレット(中身は開けておたのしみ形式)で3種類販売させてもらって。どれにしようかな?って楽しそうに迷ってもらえるの、嬉しかったな。
壁に貼った写真をSNSに投稿してくれた方もいて。しあわせだ。


おすそわけ約50点は、夜までに全員お嫁に

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そしてグラスも、香水瓶も、お魚のトレイも。トルコから連れてきた子たちは、なんと夜までにみんなそれぞれのお家にお嫁にいきました。
(こっそり混ぜていたタイとウズベキスタンの子も)
好きに共鳴してくれて、一緒にはしゃいでくれて。
大事なお家に連れてかえってくれて。
本当にありがとうございました。うれしい。


13時からは生まれてはじめてのマサラチャイ会を

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photo by - Otaki Hiroyuki

お土産屋さんと並行して、はじめてのチャイ会も開催。
「なんでチャイ?」って思う方もいっぱいいて(聞かれた)
これはまた、後日noteにでも認めます。

とにかく、仲間うち以外に飲んでもらうのは初めてで、すっごい緊張した。
しかも目の前にいるのはお金を払って飲みにきてくれたお客さん。
変なものはだせん!と、前日までお砂糖の量を調整してみたり、生クリームを加えてみたりでてんやわんやで作ったレシピでした。

「味だけではなく体験も楽しんでほしい」
と思ってたから、自分のグラスとカップを選んでもらうところからスタートして、目の前でコトコト作りました。

横ではデザート作ってくれてる山城さくらと、突如ヘルプに入ってくれたごっちんがスタンバイ。すごいアシストしてくれた。

はじめての人でも飲みやすいようにスパイスは調整して。
美味しくなーれ!って思いながらグツグツ煮込んでいました。
(美味しいです、って返してくれた方、本当にありがとう)

部屋に立ち上るスパイスの香りに

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ちょこっとだけチャイの話も書いておこうかな。
チャイにはまったのは1年ほど前、インドのリシケシュを旅した時からなのだけど、朝早くみんなで集まってグツグツ大きな鍋で煮込まれるチャイと、そこから立ち上る甘い匂いにうっとりしながら「今日も寒いね」って言い合うあの時間にわたしは恋をした。
だからこそあの時間がここでも再現できたらなあと思っていたから、みんながスパイスの匂いに「なんだか落ち着きますね」って言ってくれたの、嬉しかったな。

また寒くなったらやるので、元気がなくなったら遊びにきてほしい。
スパイスいっぱいいれて、ほっくほくになる新メニューも出したい。

お土産はチャイのレシピとちいさな小瓶

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チャイ会に参加してくださった方には、チャイミックスのお土産とレシピ(こちらはメールでお送り)を持ち帰ってもらった。
お家でも、あのゆったり作る時間を楽しんでほしい。

#ときめくトルコのおすそわけ の売り上げはその後

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約12万円分のイベント売り上げは今回、すべてチャリティーという形でアマゾンの火災に寄付します。(今はPeatixさんの振り込み待ち)
なぜアマゾンの火災なのかって、トルコでこのニュースを知ったことがきっかけで始まったイベントだったから。
でもそんなに「チャリティーです!」と大公開したくなかったのは、買ってくれるひとの「本当にときめく気持ち」を邪魔したくなかったから。
ワクワクして、お金として変換したものが地球に還っていく。
そんな綺麗な丸を描けるイベントが、すこしはできたのではないでしょうか。自己満足なのかもしれないけれど。

チャイは今後ブランドを立ち上げたりワークショップしたい

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今回やっとイベントを通して納得がいく味を作れたから、いよいよ重い腰をあげてやります。現在はチャイのブランドコンセプトを、一緒に作ってもらっているところ。
やっぱり「体験」から届けたいから、このハイパーときめくグラスもセットで届けたい気持ちがある。これでチャイ飲んでほしい。そういうセットも作ります。
またこの冬、ブランド準備をいそいそしながら、ワークショップやチャイ会もやりたいなあ。
「一緒にやろうよ!」
って方がいたら連絡ください。
日本にいるから一緒に心があったかくなるイベントやりましょう。


会場は原宿の天窓さんでした

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今回イベントの会場には、原宿の天窓さんを使わせてもらいました。
(日本にいる時はだいたいこの場所に滞在してます)
仲間がやっている大事なスペースなので、「良い場所ですね」
って褒められるの嬉しかった。
イベントスペースとして利用したい方がいたら、わたしか下のTwitterのDMに問い合わせください(10人くらいでゆったり利用がおすすめ)

すごい、良いイベントだった。おすそわけをもらいに来てくれた全てのみなさま、本当にありがとうございました!

※そしてイベント楽しみすぎて当日写真が全然ありません...(笑)
もし「撮ったよ!」って優しい方がいたら、ぜひ送ってもらえたら咽び泣きます...

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- Special Thanks
・会場 : 天窓(@tenmadoTK)
・空間装飾 : 大瀧さん(@HiroyukiOtaki)
・スイーツ : さくらん(@skrninjin)
・キッチンヘルプ : ごっちん(@G_contsu)
・お土産ヘルプ : いびちゃん(@ibich4n_)


#ときめくトルコのおすそわけ (みんなのSNSやnote)


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