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” 本棚の一角に作られたコーナーで出会ったのは、少し頬の赤い少年が恥ずかしそうにはにかむ…
王子様が学校を去って、わたしは2年生から最上級生にあがり、先輩たちが消え、少しだけのびの…
「恋をすると人生は薔薇色に見えるものだ」 とはよく言ったもので、先輩という王子様の登場は…
初めまして。世界中旅をしながらコラムやエッセイを執筆したり、トラベルグラファーをしている…
第2章 | 初めましてオンラインゲームの世界(13-18)- #6 - 赤面症と王子様 小学校を卒業す…
あの瞬間。空気ごと凍りついて、うっかり息も止まってしまいそうだった。10年以上たっても衝撃…
他人の顔色をうかがって生きているうちは、 自分の人生を生きているとは言えない。 この言葉を聞くたび、教室で飼っていたハムスターを思い出す。 12歳。あの頃、わたしはただひたすらに他人の人生を生き、その中でもがき続けている、無力な女の子だった。
「植物になりたい」 と初めて願ったのは、幼稚園を卒業して、私が小学校に上がる頃だったよう…
「幼稚園には泣きながら通っていた」 というエピソードを、たまに登壇するイベントや、友人の…
プロローグ | はじめに 遠くの闇夜から、名も知らない鳥の声が聴こえる。オレンジとかすかに…