見出し画像

田舎暮らしの虫対策~虫嫌い女子でも田舎に住めます!

暖かく過ごしやすい気候が続いている四万十です。
嬉しいですけど、ここからはあいつらとの戦いが始まります。

いえ、もうすでに始まっているのです。

あいつら=虫!!!!
※この記事中に虫の写真やイラストはありませんのでご安心ください。

田舎暮らしと虫は切っても切り離せないのですが、どうしても好きにはなれません。嫌なものは嫌!
外にいるのは仕方がないですが、家のなかへの侵入は私の目が黒いうちは絶対に許しません!

そんなんじゃあ田舎に住めないとか言ってくる人もいますが、どうしたらできるか考えればいいんです。対策をしましょう!
虫がわりと平気な人だって、刺されたり咬まれたりしたら嫌ですよね。

最初に覚悟しておいていただきたいのですが、四万十は虫が多いです。
たぶん高知県全体が、多いです。

我が家が山に近いからとかも関係あるとは思いますが、四万十市の街中でも、都市部や東北などの寒い地方に比べたら圧倒的に虫の天下です。それだけ自然が豊かで虫にとっても過ごしやすい場所なんでしょうね……。
心なしかドラッグストアの虫対策コーナーも充実しているような気がします。

そんな中から、移住4年目の私の虫対策の必須アイテムと、地味だけど有効な対策方法をご紹介します。

オススメ3大必須アイテム!

1.ムカ●コロリ

半年に1回、大体4月頃と9月頃に2箱ずつ買って、家の外に結界のように置いておきます。2階も窓の桟とかに置いておくと安心です。

半年を過ぎると効力がなくなるので要注意。
絶対に6月の梅雨や9月の長雨の時期の前に買い替えて置いておいたほうがいいです。四万十では4月頃から出てきます。

置いておくと近くで死骸が転がるのでちょっとビビりますが、確実に効いていることが実感できます。

2.ホウ酸団子

うちの地域は年に2回、健康福祉委員会の集まりで作っていて、それぞれの家に配られるのでありがたく使っています。これを置くとGが出ません。本当に。
市販のブラッ●キャップとかより効く気がします。

確実に乾燥させてから置かないと、湿気の多い場所なんかだとたまにカビが生えるのがちょっとネックです。

3.凍せるスプレー

殺虫剤のように匂いがせず、床もべたべたにならないので重宝しています。
出てこないのが一番ですが、出てきたときは冷静に対処しましょう。
うちは自分の部屋とゲストさんの部屋と、共有スペースに1本ずつ常備しています。真っ白になって原型が見えにくくなるのも良いです。
殺すことの罪悪感もちょっと薄れる気がします。

地味だけど効果的な対策はこれ

網戸の穴をふさぐ
当たり前なんですけど、穴があると侵入してきます。

戸や窓を開けっぱなしにしない
当たり前なんですけど、開いてたら入ってきます。

食べ物を外に出しておかない
当たり前なんですけど、餌をあげるのはやめましょう。

最終秘密兵器「蚊帳」

夏の寝苦しい夜も、安心して眠りたいなら、これが一番です。
田舎のおばあちゃんちで眠っているような懐かしい感じも味わえます。
私は最初に住んだ家がなかなかハードだったので毎晩眠れなくて、見かねた友人が一人用のテントみたいな蚊帳を譲ってくれました。
今は使っていませんが、あると本当に気持ちが違いますし、夏にうっかり部屋へ蚊の侵入を許してしまった時にも活躍してくれます。

おわりに

虫は嫌いですが、庭には蜜蜂の巣箱を設置しています。今年の春は巣箱に入ってくれたので蜜蜂はかわいいです。はちみつ美味しいし。
しかも畑をやっていたら常に虫はいますし、見つけていちいちキャーキャー言ってらんないので、ある程度は慣れます。近くに飛んできたりしたら逃げますけど。
ただ、家の中には入らないでほしい。切実に。棲み分け大事。
『もののけ姫』のアシタカも言ってましたし。
虫は森で、私は家の中で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ、草刈り機を持って。


先日から黒尊川には蛍がちらほら現れるようになってきました!
同じ虫でも蛍なら大歓迎です。

苦手なものは誰だってあるので(四万十に暮らして70年の近所のおんちゃんも蛇がダメだって言ってたし)、上手に付き合いながら、時に諦めながら、田舎暮らしを楽しんでいきましょう。

ちなみに、自分で退治をするのが嫌だからという理由で、虫退治をしてくれる旦那を探して結婚した移住女子もいます(笑)それはそれでたくましいですね。

虫嫌いでも田舎暮らしができるか、試してみたい人はプチ移住!
https://guesthouse-okioka.com/ijyu/

あなたの心のどこかに引っかかったなら嬉しいです。いただいたサポートは近所のローカル日曜市で1杯100円のコーヒーに使わせていただきます。