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人格を磨くことが教師に不可欠だ【7つの習慣】

どれだけ技術を磨いても、その土台となる人格を磨かないと、すぐにボロがでます。

私自身、人格的には未熟で至らないことばかりです。だからこそ、偉そうに語ってドヤりたいのではなくて、アウトプットを通じて自分の人格を高めていきたいと考えています。

noteは人に伝えることもできますが、自分を成長させることもできる。自分を最も成長させることは、インプットではなくアウトプットですよね。

だからこの場をお借りして、『7つの習慣』を読んで感じたり考えたりしたことをアウトプットします。


スキルを高めることと、人格を高めること、どちらを優先すればいいですか?

もしこんな質問があったとしたら、7つの習慣の著者コヴィー博士は「人格です」と答えるでしょう。

巷では、人とのコミュニケーションのコツやノウハウの本が沢山出版されています。

話し方が9割だの聞き方が9割だの、多動力だの何だのかんだの。

私自身、こういうノウハウが大好きで、そりゃあ読み漁っておりますが…それらスキルは表面的なものでしかありません。

最も磨くべきは「人格」です。

そして、どうやって人格を磨くのかというと、自分自身が原則中心の生き方をすることを決め、その生き方を学び、実践し、習慣化すること。

それが人格を磨く方法です。

7つの習慣では、ご存じの方も多いでしょうが、それら原則中心の生き方をするために身につけるべき7つの習慣を紹介しています。


私的成功

第1の習慣:主体的である

 誰かのせいにせず、全ては自分の責任だ。そう考えることで、周囲の出来事に対する自分の反応を自分で選択できるようになる。脊髄反射せず、どんなことが起ころうとも自分で責任をもって反応を選択し、主体的に生きよう。そのために、自分の影響力を考え、自分が影響を及ぼすことのできない事柄についてはほうっておこう。

第2の習慣:終わりを思い描くところから始める

 自分のお葬式の弔事で言われたいことを思い描こう。それがあなたのミッション・ステートメント(憲法)だ。あなたの理想の人生を思い描くことで、今どうやって生きればいいかが見えてくる。それがあなたの原則となる。

第3の習慣:最優先事項を優先する

 原則中心の生き方をするためには、時間の使い方を自分の責任で考えて使わなければならない。多くの人は自分の人生の時間を、緊急の事柄で埋め尽くしている。大切ではない電話、会議、取るに足らない暇つぶしで人生を無駄に過ごし、本当に大切なことをしないで生きている。その時間の使い方を改め、本当に大切なことに時間を使おう。そのためにスケジュールを見直し、毎日「緊急ではないが大切なこと」のために時間を効果的に使おう。

公的成功

第4の習慣:Win-Winを考える

 相手のためを思って、相手に得になるけど自分のためにならないことに時間を使っていないか。また、自分だけが得をして、相手が損してしまっていることはないか。お互いがWin-Winの関係でいられるように人と付き合おう。もしWin-Winではないなら、No deal(取引なし)だ。そういう関係であろうとするなら、内面が安定していないといけない。勇気と思いやりをもち、豊かさに対する正しい考え方を身につけることで、Win-Winは達成される。

第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

 相手のWinを考えることが重要。そのためには、まず自分自身が理解されようとするのではなく、まず相手を誠心誠意理解しようと努めることが大切だ。そのためには、傾聴の姿勢をとれるようにしよう。誰かと話すとき、自分の意見を押し付けたり、解釈を伝えたり、頼まれてもいないのに解決策を押し付けたりしていないか。ひたすらに共感せよ。そして、相手の信頼残高を高めよう。

第6の習慣:シナジーを創る

1+1では大きな力を生み出すことはできない。それを倍々ゲームにするためには、人間同士の協力関係が必要だ。お互いが違う価値観をもち、違う考えを持っている人間同士だということを理解し、それぞれの考えから第3の案を出すこと。それがWin-Winとなり、シナジー(相乗効果)を得ることができるようになる。

第7の習慣:刃を研ぐ

自己研鑽の時間がない!と言っている限り、成長はないし原則は習慣化しない。4つの刃を研ぎ、研鑽し続けよ。肉体、精神、知性、社会性の4つだ。これら4つの刃を研ぎ続け、原則中心の生き方を実践し続け、基礎に戻って反復し続けることで、あなたの人格は磨かれていく。習慣の力を信じよう。


私たち教師こそ、原則中心のマインドを手に入れ、子どもたちに日々の関わりの中でフィードバックしていければ…そう考えています。

なにかの偏った価値観ではなく、本質を見極め、効果的に教育活動を行いたい。そのためには、まず教師自身の真ん中に一本の筋を通して、原則中心の価値観で指導に当たる。

それが、ぶれない自分の指針となり、自信に繋がり、子どもへ最大限の教育効果を与える。

そう私は信じて、日々実践しています。

特に、子どもの話を聞くときには傾聴の姿勢はとても大切です。

子どもの訴えをちょっと聞いただけですぐに裁定してしまいがち。そりゃあ教師も忙しいですからね。

でも、真に教育的であろうとするプロなら、最短距離の指導をするのではなく、その子のその後の人生に良い影響を与える指導をするべき。

そう考えるなら、まず相手を理解しようと努める。

相手は子どもで何を言っているかもわからない、取るに足らない存在だと考えているあなたの思考は、確実にその子に対する見方・視点に影響を与え、その子に対するあなたの態度に影響します。

頭では傾聴しないと、と考えていたとしても、あなたがそう在ろうとしないのなら、あなたがそう生きていないのなら、結局は同じこと。表面上のテクニックだけで、子どもを馬鹿にしてしまいます。

私自身も振り返ると、そういう接し方をしたことが数多くありました…反省しっきりです。


今回のアウトプットは、

7つの習慣を通して、人格を磨き、子どもを馬鹿にせず、真にその子のためを考えて指導に当たる教員となりたい

そう考えてアウトプットしました。

これから教職を目指しているあなた、若いあなたには、ぜひこの『7つの習慣』を読んでいただきたい。

そして、原則中心の人格を磨き、落ち着いて思慮深い大人代表として、こどものお手本となる存在でいてほしい。今の日本に足りない大人像だと考えています。

一緒に頑張りましょう!


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