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アジアが熱い at ベトナム

仕事でベトナムによく行くことが増えてきました。よく行く都市は、ホーチミン、ダナン、フエ。ハノイはあまり縁がなく行っていません。
いろいろなところに行きたいのですが、基本仕事なので社長や仕事関係の人と一緒で好きなようには行動できず涙。ですがそんな中でも面白いと感じたことお伝えしていきます^^

まずベトナムの基本情報!
社会主義国
ベトナムは社会主義国です。ベトナム以外の社会主義国はロシアやキューバ、あとラオスや北朝鮮などいろいろ。
30日以内にベトナムを出たり入ったりするにはビザが必要です。

年功序列の厳しさ
私がベトナムに行って、ひしひしと感じるのが年功序列の厳しさです。すごく厳しいです。日本も多少ありますが、ベトナムほどではありません。
年上の人には『様』くらいの言葉をつけないといけないですし、最初に年齢を聞くのは普通のこと。「はじめましてー」「いくつですか?」「同い年じゃん!」「ラッキー(気を使わなくていいし、気を使われなくていいし)」って感じだそうです。
私も大学生や、割と若い子を接するので、そんなことしなくてもいいのにって言うくらい、腰がめちゃくちゃ低かったり、礼儀正しい子がとても多いです。印象は良いですが、その裏には年功序列があるのです。私自身そういうのあまり気にしないので、もっと仲良くなりたいのになれなかったり、少し寂しい気持ちになることもあります。

結婚観

アジアあるあるですが、みんな25までくらいには結婚しますしそれが望ましいと思われています。都会の方にでるとバリバリ独身で働いている女性も増えているようですがまだまだ少数派かなと。そこもいま目まぐるしく変わってきているところでしょう。とりあえず私が結婚してないことに、いつもなんで?って聞かれるのはもうやめてほしい限りです。

人口増加率

都市の人口もめちゃめちゃ増えています。若者の数はとても多いです。日本を目指す若者は多く、IT人材もたくさんいて人材発掘のために仕事でもきていますが、とにかくみんな日本のことが好きで、日本語を喋れる子もたくさんいます。日本に行くことを夢みてくれている人が多いので、技能実習制度など使わず日本でも働ける制度になればいいなと思うばかりです。


土地の価値
社会主義でありながら経済は資本主義で、今経済がうなぎのぼり!
土地の価値もすごく上がっているらしく(中心都市だけ)、私の知り合いの26才くらいの女の子は土地と家を友達と購入しそこをゲストハウスに改装、副業として友達らと経営しています。
土地が上がることをみんな知っているので、友達同士で土地やマンション家など買って、高く売れたら売るスタイルの人たちが多いみたいです。みんな賢い。

上で話したその彼女
そんな彼女ですが、かなり優秀な子で、仕事へのスタンスもとてもポジティブで日本にも留学経験があり日本語も上手で、彼女を嫌いな人なんていないような子なんです。
彼女の家族のお話を聞かせてもらったところ、彼女のお母さんも海外経験があるような外資系な家族。彼女のお母さんは、社会主義国同士で国交があったロシア(当時ソ連)に働きに出られていたそうです。またそのころ周りにはそんな人がたくさんいたんですって。なので、そのくらいの年代の人でロシア語を喋れる人はたくさんいます。そんなこと彼女に話を聞くまで知らなかった。
彼女のお母さん世代の女性で、40年前くらいから外で働きにいけるってすごいパワーだし、彼女をみてるときっとお母さんもパワーもある人なんだろうなと、想像。今度あってみたいな。

ベトナム人アメリカへ
ロシアの他に、戦争の厳しさ経済的な理由で、今の70代くらいの方などがアメリカやヨーロッパなど国外を逃げた方はとても多いと聞いています。

息子世代・孫世代がベトナムにカムバック
今その孫世代の方で海外で今もなおバリバリやっている方もいますが、海外で技術を高め経験を積んだベトナム人が、今ベトナムに帰ってきて事業をやったり、新しいことを始めている人がすごく多いのです。(これはベトナムだけではくそれはアジア全土に言えることです。)
今のベトナムの勢いや、カルチャーが始まりムーブメントを起きようとしているのは、そんな彼らがきっかけなのではと、私はいつもベトナムに行くと強く強く感じています。

かっこいい制作会社
まさにそんな人に会うことができました。
それはホーチミンの中心地にオフィスを設けるTHE LABという制作会社。
仕事の相談もありオフィスにお邪魔させてもらいました。
代表のトランさんがまさに、今30代くらいで、親世代でアメリカに移民し、彼自身アメリカの制作会社などでバリバリやってきて、今の社会はどこででも仕事ができるし、ベトナムも安定してきたから、ベトナムでも働けるということで夫婦で帰ってきて、会社を立ち上げたそうです。
彼はこの会社で、ベトナムの仕事もしていますが、アメリカ、シンガポール、ヨーロッパなど様々な国の仕事をされています。
奥さんはフランス人。社員は20人くらいいて、みなさん結構おしゃれな洗礼された人が多かったです。

彼らのオフィスは散らかってても絵になる、古民家を改装した一軒家。日本
でいうと昭和建築のいいとこ残して、壁など綺麗にした感じなんですがめちゃくちゃ印象にのこるいいオシャレ感。

やってる仕事もかなりこだわっています。彼らの仕事を説明するとかなり長くなるので簡単に1つ紹介すると、ある会社の満足度のアンケートをゲーム感覚で取ることのできるインスタレーション作品を制作し、そのグラフィックや映像など彼らがすべてデザインしていて、とてもコンセプチュアルな作品でした。下の写真から作品を見ることができます。

そのほかのものも、しっかりブランディングされコンセプチュアルな制作物がとても多いです。お店のインテリア〜プロダクト〜インスタレーション作品など、かなり幅が広く手がけ、作り込みもかなりすごく唯一無二なのもばかり。こんな人がベトナムのホーチミンにいます。

The Observatory
別の日に知人にベトナム1いけているところがあると聞き、興味津々で行ってみることに。そこはベトナム人だけでなく有名な人が集まるらいいバー?クラブ?

そこはお洒落なオープンな屋上のバーでした。
欧米人のDJが良い感じに乗れる音楽をかけています。よくある東南アジアのEDMしかかからないクラブとは全然違う。この日はイベントだったからDJがいたのかな。いつもはどうなんでしょうね。でもバーだけできてもとても雰囲気がいいのでおすすめ。ホーチミンを歩いていてもあまり感じない、洗練された空間。
お酒もいけてて、音楽も結構かっこいいものを聞け、もっとここに来てお友達作りたいなと思いました。

STUDIO VOICE

前のブログでも紹介した、STUDIO VOICE。偶然にもここにもこのバーのことが書いてありました!
ここのオーナーはスイスとベトナムのハーフの方で、スイスに住んでたけど、5年前に帰ってきてこのバーを始めたようです。最初はやはりベトナムあるあるですが、このビルは違うものになるから今すぐ出て行って!っというのが2回くらいあり、今の場所に落ち着いているみたい。
きっとこれからここがホーチミンのおしゃれなカルチャーが生まれていく場所になるんだな確信。
この本に書いてあることですが、その他にもベトナムにはいろいろ音楽の発信地があるみたいです。ホーチミンはクラブカルチャーでハノイがバンドカルチャーのよう。下記の紹介していきます!

savage hanoi
こちらはクラブですね。香港から移住した2人組がやっているみたい。なんだかラグジュアルーな感じ。そしてDJもいろいろな国の人がやってるみたいです。
https://jp.residentadvisor.net/club.aspx?id=122602

Piu Piu 
こちらもクラブですね。ターゲットは若め。
PiuPiuの立ち上げた方のインタビューがありました。

オーナーのLeeさんは上海から移住されパートナーと一緒に、このクラブとアジアとベトナムのアーティストを育てるためレコード会社を作られたみたい。Leeさんフランスとモロッコとベトナムのミックスっていうのにもすごく興味を持っちゃう。いろんなオリジナリティ持ってて私は羨ましくなります。

The Lighthouse Saigon
ここはクラブっぽい屋上のバーですね。欧米人多そう。
下にトリップアドバイザーのリンクをつけたので詳しくはそちらをご覧ください。

クラブ情報はこちら。3軒目に行ってもいいですね。
https://www.residentadvisor.net/club.aspx?id=133294

broma HoChiMinh
こちらもルーフトップバーですね。みんなルーフトップ好きですね。ベトナムが年中暑いからですかね。
https://www.facebook.com/bromabar/

そのほかにこの雑誌にはベトナムの音楽も少しですが紹介されてたので、下にまとめます。なかなかSptifyに上がってないのもあるので、少しですですが。

Tenkitsune  

from HANOI。可愛らしい、クラッシックなエレクトロニカ。懐かしさを感じでます。

Suboi

from SAIGON ベトナム最強の女性ラッパー。力強い。

まとめ
ベトナムには今たくさんの外資系企業の参入や、観光客の増加など、ベトナム国籍以外の人はたくさんいて、出入りしています。またベトナムに帰ってきている人もとても多いのでこれからどんどん変わってくるでしょう。
いろいろ紹介しましたが、まだまだこれからなベトナムはきっと新しい音楽やアート、カルチャーが生まれていく国です。どう生まれどう変化していくのかまだまだ未知ですがとても楽しみです。

※おすすめカルチャースポットなど追記していきます^^

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